続き
助産師が来て言う。
「念のため、超音波検診しましょう」
→あ、はい。
この時も何も考えてなかった。
むしろこの日から出産2日目まで、何も考えてなかった。
だって赤ちゃんは元気に「オギャーッ!!!」と生まれてくるのが当たり前だと思っていたから。
超音波健診でも異常なし。
心音も正常。
検査結果を持って医師のところへ。
そこには太っちょ先生が。
「赤ちゃん動いてる?NSTじゃ波形がないんだよ。
この振動を与える機械で起こしてみるね!!」
と、ブィーン!!!!!とすごい音のバイブをお腹に当てる。
「起きないねぇ」
「ちょっとごめんねぇ」
とゴリゴリお腹を揺らす!!!
さらに揺らす!!!!
・・・・・反応なし。
私は赤ちゃん寝てるんだから起こさないでよ!という気分。
「どうしようか。入院して様子見ようか」
ここで要約ビックリ!!!!!
「入院準備持ってきてくれる家族がいませんが大丈夫ですか?」
と意味不明なことを言う私。
少しパニックだった。
赤ちゃん起きないだけで入院なんて。
「じゃ1日自宅で様子見てもらって、また明日きてください」
→はい!!!
なぜかうれしかった。
だけどすぐ裏へ太っちょ先生が呼ばれる。
私は早く帰りたかった。
病院に着いたのが確か11時。
この時すでに16時過ぎ。
朝、ドーナツを1つ頬張った以来何も食べてない。
胃が圧迫されていたとはいえ、さすがにお腹が空いてきた。
再度現れたのは副院長だった。
エコーを当てて赤ちゃんを丁寧にみる。
何も言わない。
「○○さん、お昼前からずっと赤ちゃんの様子を見ているけど、寝ているのか元気がないのか動きがない。
数週も大きさも十分なので、誘発剤を使って出産しましょう。
入院準備を取って戻るまでにどのくらいかかりますか?」
→え????
えっと、タクシーで往復すれば1時間かかりません。
「ではなるべく早く戻ってきてください。」
→・・・・・分かりました。
こんな時でも私の頭の中は赤ちゃんの心配ではなかった。
「先生が心配してるから起きてあげて~」
と話しかけるほど。
続く
