散歩中の他人の愛犬をけり殺したとして、愛知県警は15日、名古屋市千種区清住町、会社員田中善行容疑者(44)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕し、名古屋地検に送検したと発表した。
発表によると、田中容疑者は今月13日午後4時45分ごろ、同区覚王山通の歩道で、男性会社員(40)が連れていた飼い犬を右足でけり、死亡させた疑い。犬は生後4か月の雄のチワワで、動物病院に運ばれたが、内臓破裂のため間もなく死亡が確認された。
田中容疑者は右足で思い切りけった後、歩いて立ち去ろうとしたが、目撃していた男性会社員(47)に取り押さえられた。調べに対し、「犬が怖かった」などと話しているという。
以上の記事について一言。
いずれについても『後付で』付けた言い訳にそういうしかなかったのだろうかと。
人間も確かに可愛そうな生き物だとは思う。大脳新皮質と旧皮質の狭間で衝動で突き動かされるようなことは基本法律やモラルで禁止されていて、それをダメなことだとは十二分に理解をしながら日常生活を送ってはいる。『自由に生まれ』ながらも『勝手に当たることは許されず』いたるところで自由を束縛され縛られている。
ならば『何故突き動かされるような衝動』は存在するのか?もともとそんな『衝動』が無ければ何も『突き動かされ』てしまうようなことも無いのに・・・・
人間に限らず生きとし生きるものはすべからく刺激と反応の生き物である。故に刺激に素直に行動しないと、消化しきれずストレス化する。ストレスは消化されないと病気になる。
一般的に大脳旧皮質で生きている一般動物は食べたいときに食べる、寝たいときに寝る。これは自律神経と呼ばれる『交感神経』と『副交感神経』の働き(免疫と呼ばれる肉体の働きの中でも最高の機能は 各種内臓の働きにより実現されるものであり、この内臓は自律神経の働きで維持されているものである)をすこぶる健康なもの足らしめる。
つまりお腹がすいた・・一般的な動物の世界であれば、これを満たすために獲物を捕獲し始める(闘争)、勿論捕獲される側も黙っているわけではない。(逃走)・・このときに優先して働くのが交感神経、そして闘争の末捕獲されれば、これを食べて満たされる。満たされた後は、眠たくなるので寝る、身体の諸機能を(運動の)なるべく動かさないことで内臓の働きを積極的に行う環境を作る(副交感神経優位の状態)この交感神経と、副交感神経が綺麗なほどに袂を分けた環境下で使われた方が、健康な心身の状態が保たれることになるのだ。
しかし人間にはこの自由はその他の動物以上に無い。お腹がすいた・・・時間が昼休みでなければ昼食を取ることは職場や学校では自由ではない。これを我慢しているうちにだんだん『峠を越え』お腹がすいてない状態になる。
『峠』って何だ?空になったガソリンが車の中で時間を置いたら増えていることはありえない。つまり『峠』とは越えたら『えらい』と云ったポジティブなものではなく『麻痺』なのだと。
『麻痺』すると言うことは、人間において純然とこの機能を働かせられないと言うに等しいわけだから。つまりこれが『過食症』や『拒食症』のような満腹や摂食と云った中枢機能を壊し発展した病気になるわけだ。
犯罪と言うのも大半こうした『麻痺』がきっかけになっていると推察出来るものが多い。、麻痺し、本来はルールや法律と称され守るべきものとされるものをこれを制御できない人間を検知できないことがまた犯罪を生んでしまうことに他ならない。
実際『突き動かされる』『衝動』を制御できないことは病気と呼ぶか心神耗弱と呼ぶかは分からないが必ず人間にあるものだからだ。
しかしこの事件のように、頭でおきた衝動を次の瞬間行動してしまうのは、しかも年令を考えてもかなり重症だ。それまでにもこの人間に問題があると考えられる複線は必ずあったことであろうと思う、しかしながらこれを検知し正常な人間の環境から隔離できないのだとするならば、正常な人間の方が(一般的に衝動に突き動かされない人間)これにに気を配って生きていないといけないことになる。そうすることでしか守れないほどの環境にあることを意識せざるを得ないであろう。
『麻痺』している人間には近づかないことであろう。これしかわが身を守る方法は無い。
