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水の綺麗な川の辺を歩いていると、

目を凝らして魚がいないか探してしまいます。

小さな魚が自分の影を追うように泳いでいると、

子供の頃の夏休み、栃木の田舎で友達と魚獲りをしたことを思い出します。

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そこは山の中の集落、村人のほとんどが同じ姓の村。

「魚とりいぐべ~」

大きなお兄さんが腰にオノを挿し、

オレらは棒きれを持って堆肥の山へ、

堆肥に棒を差し込みドンドン突くとミミズがニョロニョロ、

モグラの襲撃と勘違いしたミミズをなんなく捕獲。

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川岸の藪で竹篠をオノでバサリ!

枝を掃って釣竿の出来上がり!

それに木綿糸、小石をオモリに、ミチイトと針で出来上がり。

入れるとすぐアタリが、入れ食い状態。

釣れるのはニガンベ、10~20センチくらいのアブラハヤ。

魚がスレてないのでどんどん釣れます。

魚の名前には地方名があります。栃木ではこのように呼びます。

ニガンベ(アブラハヤ) アイソ(ウグイ) ヤモ(ヤマメ) メソッコ(ウナギの幼魚)

コイッコ、フナッコ、ドジョッコ(定番) ババジ(ホトケドジョウ)

スナハビ(シマドジョウ) カチカ(カジカ) などなど、 

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釣りに飽きるとカジカ獲りです。

川底の石をめくるとハゼのようなひょうきんな顔をしたカジカがいます。

今では少なくなって幻の魚と言われています。

お腹が空くと獲った魚を焼いて、握り飯と畑で失敬したキュウリをかじります。

粗末な食事でもとても美味しく思えました。

               (写真はイメージです)