礼の国 | 続・日々コラム・・・

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Shen Teh n Shui Ta = hen na TeTSuShi・・・

そういえば確かに、スポーツ選手とかの活躍をみていても、世界で堂々としたもので、成績も待遇も立派になりましたが、その発言の確かさに頼もしく思う一方、日本的な「奥ゆかしさ」が少しずつ欠けてきているような気もしていました。

なんか攻撃的な発言が多いんですよね。よく言えば前向き、ですけど。

日本が世界に誇れる、いまや唯一のものかもしれないと思うのが『礼』だと思います。

これでまで、いろいろな分野で「世界に追い付け追い越せ」を実現してきたこと、同朋としてとても誇らしいです。

しかしいまや、新興国のキャッチアップ(この場合は、韓国や中国も入る)や、産業構造の変化によって、JAPAN ブランドの優位性は薄くなってしまいました。

一方で、これは世界水準で揺るがない一位だと思えるのは、『サービス』だと思います。
もちろん、旅館のホスピタリティとかだけではなく、どんな職業の人も、仕事に高いプロ意識をもっていて、それが『相手=お客さま』に対する態度となっているのでしょう。

これが、アメリカナイズされた『マニュアル』に、上書きされてしまっている心配があります。