派遣先の会社で使っている内線電話は、ドコモ回線のオフィスリンクシステムを使用したもので、派遣先の会社の電話交換設備(PBX)とドコモのネットワークをつなぎオフィスの内線電話として利用できるサービスです。

 

これ凄く便利で、会社の社屋外でもドコモの携帯電話網の電波が届く範囲であれば、内線電話番号で繋がるシステムです。

 

ただその内線電話で使用されているSIMは音声通話のみの設定で、派遣の人にはデータ通信サービス設定までは受けられません。

 

まぁ、内線電話本体は基本的にフューチャーフォンですので、データ通信の必要性は無いのですが、私はスマホに利用したく、規則違反ではありますがデュアルSIM(DSDV)対応のスマホに、通話用には内線電話のnanoSIM、データー通信にはOCNモバイルONEのnanoSIMを使って、XiaomiのMI11 Lite 5Gに使用していました。

 

このXiaomiのMI11 Lite 5Gは約2年近く前にOCNモバイルONEの新規契約で割り引かれたものを購入したものです。

 

このスマホは2枚の物理SIMに対応しており、会社の内線電話用SIMをeSIMに変更出来ないことから、この機種が候補に挙がったことと、当時はこのXiaomiのMI11 Lite 5Gは重たいゲームをしない限りは非常にコストパフォーマンスの優れたスマホとして一世を風靡しました。

 

ただ、気になる現象がずっとあり、解消できることが出来ずだましだまし使っていました。

それは通話中に着信があると、通話が途切れてしまう現象。

 

またOCNモバイルONEのサービスはeSIMに対応していなかった事から、最近のデュアルSIM対応スマホのトレンドである、物理SIMとeSIMの機種が多くなったことで、内線電話用SIMがどうしてもeSIMへ変更して頂けないことからも 我慢して使っていました。

 

そこへOCNモバイルONEがドコモに吸収された後、私が使っているエリアでは昼間の通信速度が極端に落ちました。

 

MVNOの限界か?と思い、MVOサービスのY!mobileかUQ mobileへのMNP転出を検討しました。

 

結果的にはUQ mobileへの転出になったのですが、UQ mobileもY!mobileもeSIMサービスに対応しています。

 

っとなりますと、好奇心で今年春に購入しましたGooglePixel7aを使う事が出来ます。

 

このGooglePixel7aは一通りのテストはしましたが、その後は使用していません。

 

このGooglePixel7aの私にとっての特筆すべき点は、今までのPixelでは対応していなかったドコモの高速通信CHのB21と、5Gのn79に対応する様になっています。

 

そして何よりも嬉しいことに、このGooglePixel7aはQi充電に対応しており、今までXiaomi MI11 Lite 5Gでずっと取り付けていましたQi充電の受信機を使わないで充電出来、その分USB Cコネクタが常時空きますので、DACに接続しやすくなります。

 

じゃぁ、そろそろXiaomi MI11 Lite 5GからGooglePixel7aへ乗り換えをしようと決心しました。

 

先ずはUQ mobileへアプリを通じて物理SIMからeSIMへの変更手続き。

 

オンラインで手続きをしますと手数料が掛かりません。

 

手続が終われば、一旦セットアップしているGooglePixel7aをファクトリーリセット。

 

そしてGooglePixel7aを起動しますと元使っていましたXiaomi MI11 Lite 5Gからの使用環境やアプリなどが転送されます。

 

Apple製品同士ほどの使用環境コピー精度ほどではありませんが、昔に比べれば随分と使用環境のコピーが楽になりました。

 

また仕事用のスマホですので、余計なアプリはインストールしておらず、NFCも利用していませんのでおサイフ携帯のデータ移行も不要です。

 

ただ、それでもアンインストールできないXiaomiオリジナルのアプリがありましたが、それは転送されません。

 

そしてデータ転送を終えて通信設定を行います。

 

難なく作業を終えて改めてGooglePixel7aを使い始めました。

 

今の所問題無く使用出来ています。

 

難点はXiaomi MI11 Lite 5Gに比べて、同じDualSIM使用環境でのバッテリー駆動時間が結構短いことですね。

 

暫く様子見し、2年近くお世話になりましたXiaomi MI11 Lite 5Gはヤフオクに出しました。

 

すると、販売開始から2年が経過し、XiaomiのOSセキュリティー対応が来年4月までにも関わらず、落札価格は22,333円。

 

え?想定外の高い落札価格。

 

だって私が入手したときの本体価格はocnモバイルONEのセールで3万円も負担していません。

 

かなりビックリしました。

 

況してやGooglePixel7aが販売開始されたときに、入手して10ヶ月完殆ど使用していないGooglePixel6aのGoogleの引き取り金額がたったの25,000円でしたからね・・・。