玄関の框から廊下全般の床板補修工事をしました。
50年以上経過した合板のフローリング材は、合板の接着剤が劣化し、かなりの部分がミシミシと音を立てて沈み込む様になり、床板が今にも抜け落ちてしまう迄の状態になっていました。
少しでも安くしたかった事も有り、その弱ったフローリング材は剥がさずに そのまま上に新たなフローリング材を張る工事を頼みました。
玄関の土間部分には建付けの下駄箱か有りましたが、框と一体になっていて その建付けの下駄箱の傷みも酷かった事で撤去しました。
そして撤去した建付けの下駄箱が有りました所には、框を上がった廊下脇に置いていました家内の嫁入り道具の下駄箱を置きました。
すると 家内の嫁入り道具の下駄箱が置いて有った所の端には電話のコネクタとコンセントが有りますので、FAX付き電話の親機の置き場に困りました。
新たに何らかの棚を買うのも勿体ない。
そこでリサイクルショップをまわりましたが、これといったいい物が見つかりません。
そこで家内がこんな事を言い出しました。
それは、今年1月に亡くなりました義母宅に置いてある紫檀の茶箪笥を持って来ようと。
この茶箪笥は 元々家内の嫁入り道具として自宅に有りましたが、お茶をする事が無く部屋の片隅にある状態を見た義母が、使っていないなら欲しいと言い出し渡したものです。
ただ、先に義父が11年前に亡くなり、そして今年1月に義母が亡くなりました。
そして家内の実家は義兄が住むことなく、そのままになっていることから家内から義兄に茶箪笥を持ち出す事に関して相談し 快諾されましたので持ち帰りました。
そしてその茶箪笥が玄関の上がり框をあがったすぐ脇の かつて家内の嫁入り道具の下駄箱を置いていました場所に置きました。