遠い未来の話? 2052 今後40年のグローバル予測 | 経営と投資の道場

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一代で巨額の財産を築き上げた大金持ちたちに縁あって
弟子入り。彼らから授かった叡智を、不動産への投資や経営に
生かして日々切磋琢磨しつつ、世界中で事業を展開すべく活動中。

今読んでいるのは、
BIノルウェービジネススクール
教授のヨルゲン・ランダーズの
500ページ超の本です。

文章量がすこし多いので
全体を斜め読みしましたが、
気になるところを
チェックしました。

2052 今後40年のグローバル予測/日経BP社
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40年後の予測のポイントは、

・都市化が進行、出生率は急激低下し
世界人口は予想より早く2040年で
頭打ち(81億人)

・生産性は伸び悩む

・世界のGDPは予想よりかなり低い
それでも2050年には現状の2.2倍に

・資源枯渇、汚染、気候変動、生態系の
損失、不公平といった問題の解決の投資
が増える。世界の消費は2045年ごろ
をピークに減少

・資本主義と民主主義は本来短期志向で、
長期的な幸福の構築の合意形成が難しい

・世界は5つのグループに分けられる。
アメリカ、アメリカを除くOECD加盟国
中国、BRISE(ブラジル、ロシア、インド、
南アフリカ、その他新興大国10カ国)、
残りの地域(低所得21億人)

・2052年の世界は、一律でも均等でも
ない。五つのグループでは勢いや政治・
経済など状況に大きな差が生じる

・予想外の敗者は現在の経済大国、
なかでもアメリカ(次世代で一人当りの
消費が停滞)勝者は中国。

・・・という感じです。

過去30年を見ても、
共産圏崩壊(ソ連と東欧諸国)
などが起こっており、
おそらく50年前には想像
すらできなかったように
思います。


すこし気になったのが、

予想外の敗者が米国で、
勝者は中国という予測。

「それはないでしょう」
ということが、
歴史では普通に起こります。

今の資本主義・民主主義が
あまりに短期志向である
という指摘は同感。

異形の資本主義?
である中国はその点では、
強引ながらも長期プランがあり、
一党独裁で強力に推進。

一見弱みであるようで、
脆弱な短期志向の国々の
なかでは強みにもなりうるのか。

どうなるのか見ものです。

もしそうなれば、
世界の潮流は大きく変わる
ので、いろいろな歪みが
生じてチャンスが到来します。

日本もそれに飲み込まれる
のでしょうか。

アジアで中国のような国が
超大国として勃興すると
軍事的脅威ばかり
議論されるけど、
じっさいどうなんでしょうか。

もちろん未来予測という
ものは大抵大きく外れるし
往々にして悲観的。

あらゆることが
成り行きで進み、
それに手を打てない
ことを前提にしているから、
憂鬱すぎる未来で
あることが多い。

それが現実になるか
どうかは人類の行動次第
ということに
なってくるとおもいます。

革命とか起きちゃうと
ますます未来の方向が
変わります。

だいたいの方向性だけ
でも掴んでおきたいと
思います。