おったまげーしょんな日々です。
ほんとに皆さん、ありがとうございます！
12日のことです。
11日に避難所になっているつくば市豊里交流センターに
犬用救援物資を届けに行こうとして
車のエンジントラブルで自走できなくなり、
モ～子ママさんに物資を迎えに来てもらって
運んでもらいました。
（ちなみに私は壊れた車とお留守番）
でも、やっぱり、
自分で行きたい！という思いもあり、
RUMKAのリードとけいせつさん用おにぎりと
昨日ブログにUPしたプリントを持って行ってきました。
けいせつさんのブログにさちきが出ていました。
（こちらの記事⇒12日のことに戻ります）
大きなハイエースに
「犬」という文字。
けいせつさんは、水害が起きた日から
この車で泊まり込んで、
豊里交流センターの駐車場で
犬たちの預かりボランティアをしていました。
けいせつさんは、鹿島で
学習塾を経営しています。
茨城犬殺処分ゼロを目指し、
私財100万を基金とし、
鹿行エリアの外飼い犬の避妊手術を行っています。
けいせつさんが動いたことによって、
「犬連れはここ」とシンボライズされたような気がします。
朝日新聞に掲載された日だったのもあって
お客様が絶えませんでした。
私が行った時には地元の新聞「常陽新聞社」のH記者と
以前リードを買ってくださったOさんがいました。
また、支援を申し出た若い女性もいました。
あと、RUMKAの常連のイタグレ・アンジェラちゃんも。
けいせつさんはこう言いました。
「自分の行動は犬のためだけじゃない。
人間のためでもある。
犬のために逃げ遅れた人もいる。
でも、「犬を連れて避難できる！」と分かっていれば、
スムーズに避難できたはず。
スムーズな避難は救助を要しない。
つまり、犬と一緒に避難できることを知っていれば
救助への時間も短縮でき、救える命ももっと増えるはず」
けいせつさんに少しでも休んでほしくて
アンジェラパパさんに車の留守をお願いして、
預かっていたわんちゃんをOさんとお散歩。
（写真は途中でけいせつさんがお迎えに来てくれましたよの図）
こういうとき、仲間がいるっていいなって
勝手に思っちゃいました。
初対面のけいせつさんは
びっくりしてたかもしれないけど。
とってもかわいいダックスちゃん２匹とビーグルちゃんがいました。
けいせつさんの行動は
災害時のペット避難のメッセージになったと思います。
一石を投じた行動。
みんないいお顔です。
この写真をLINEで友人に送ったら
犬は外なんだね？とリアクション。
確かに環境省のガイドラインでは同行避難が
推奨されています。
犬も建物の中に入れてほしいと思うかもしれません。
でも、次の写真を見てください。
このリラックスした寝顔。
家族以外の人がたくさんいる場所で、
がやがやしている場所で
こんな顔で寝られるでしょうか？
また、飼い主さんが
「吠えちゃだめ」
「トイレはそこじゃない」と
そわそわしていたら、
わんこはリラックスできるでしょうか？
無理して中に入るより、
こうして、ほどよい距離を置くのも
わんこにとってはいいことだと思います。
今回の災害で
どんな避難の方法が理想なのか
いろいろと考えることとなりました。
復興には
まだまだ先が長いです。
けいせつさんが預かり先を見つけた
わんこたちはしばらくの間、
飼い主さんと離れて暮らします。
こういう言い方は怒られるかもしれませんが、
犬に限らず、ペットというのは
人間に余力があるときに飼えると
私は思います。
でも、被災した方々にとっては
生きるのが精いっぱいで
明日のことも考えられないかもしれません。
だから、
一日でも早く
「犬を飼える状況」になったらと思います。
救援物資を送るのは…
送料がかかるし…モヤモヤ…
という方は
最寄りのコンビニなどに設置されてる
募金箱にちゃりーんでいいのではないでしょうか。
その募金は
犬にとっては直接的な募金ではないかもしれません。
でも、常総の人たちが犬をもう一度飼うための
援助になるかもしれません。
犬をもう一度飼える常総に。
これからも末永い応援をお願いします！
てくてくつくばも常総を応援しています。