【わんコラム】保護犬は「Poco(少しだけ)」遠回りしたワンコ?パピヨンちゃんのお話。 | わんことつくばで遊ぼう!てくてく(つくば)にっき。

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わんことつくば界隈で暮らす主婦・さちきです。
愛犬はミニピンミックスのめいとミニピンのひな。
茨城県南のわんこ同伴スポットを中心に
「安全なリード作り」の研究、
日々の出来事をつづっています。

アグリ犬猫里親会さんの譲渡会に行ったときのお話。


にぎわっている中、さらに賑わう瞬間がありました。


それは1匹のパピヨンが登場したときです。




家族4人に囲まれたパピヨンを


写真に収めようとたくさんのスタッフさんが囲んでいます。


どうやら、アグリさんの卒業犬のようです。


近くにいたスタッフさんから聞いたら、


このパピヨンはトライアルしても出戻りしちゃったことがあるんだそうです。


首が曲がっている病気であること、


マーキング王だったこと、


そういったことが新しい家族に受け止めきれなかったそうです。


でも、話を聞いて出戻りした理由は別にあったように感じました。

飼い主さんたちのまぶしい笑顔を見て、


いくつか質問をしてみました。


「首のこと、怖くなかったですか?」


そのとき、迷いもなく、こうおっしゃいました。



「首をかしげてるとかわいいんですよ!


この首はこの子の個性なんです!」


ああ、このパピヨンちゃんは、


この飼い主さんに出会うために、


今までの飼い主候補さんから出戻ってきたのかもしれない。


そう思いました。


マーキングのことも、


「犬を飼うのは初めてだから、比べる相手がいない。


だから、こういう感じなのかなって」



なかなか、言えない言葉です。



手前の貯金箱は、


パピヨンさんのお兄ちゃんが


毎日毎日貯めたお金です。


保護犬のために、毎日こつこつと。


飼い主さんはさらにこう言っていました。





「この子が来て、兄弟げんかもなくなり、


家族がさらに仲良くなりました。


この子に幸せをあげたのではなく、


私たちがこの子から幸せをもらった
のです」




遠回りして出会った家族。


少しずつ少しずつ


家族になりました。


迷いない、屈託ない笑顔に囲まれたパピヨンさん。


poco a poco


少しずつすこしずつ


家族だよ。


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