ペットロスと向き合うために、わたしがしたこと~かんたのゲージ~ | わんことつくばで遊ぼう!てくてく(つくば)にっき。

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わんことつくば界隈で暮らす主婦・さちきです。
愛犬はミニピンミックスのめいとミニピンのひな。
茨城県南のわんこ同伴スポットを中心に
「安全なリード作り」の研究、
日々の出来事をつづっています。

え?今更?と思われてしまうかもしれませんが、


かんたミニピンのゲージを片付けました。


空っぽになってから8か月。

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かんたミニピンの夢を見ました。


ブログのコメントメモミニピンのことが書かれてて


それを客観的に読んでいる私パンダがいるというとても現実的な夢。


目が覚めて、携帯携帯を見るとその日は月命日でした。


ゲージを今まで置いておいたのには理由があります。


少し長くなりますが、お付き合い頂けると幸いです。


ミニピンが死んだとき、動物病院雲


「ゲージ、片付けられません」と相談しました。


そしたら意外な答えが返ってきました。


「片付ける時期は、ミニピンが決める。


そして、それをめいミニピンが教えてくれる。


めいミニピンをしっかりと見ていなさい」


最初、聞いたときは


ミニピンのことに気を取られ過ぎて


ミニピンの世話をできないだろうという懸念から


言って下さってるのだろうと思っていました。


しかし、それは違いました。


ゲージにあるのはトイレトレー、ヒーター、毛布。


ミニピンはいつもヒーターの上に体を丸くして寝ていました。


座っているときも、ヒーターの端と決まっていました。


ミニピンミニピンが生きているときからずっと、


ミニピンのトイレトイレで用を足していました。


ミニピンのゲージに入ることは厭わないのです。


それはゲージの主がいなくなっても続きました。




ただひとつ、違うことがあったのです。


ヒーターの上だけは足を踏み入れないようになりました。


トイレに入った拍子でヒーターの上に行ってしまったら


急いで避けていました。




動物病院の先生(通称:仙人)が言った通りでした。


「めいミニピンミニピンがいつも座っていた場所を避けて通る。


そして、夏ごろにはその場所に座ったり、避けることはなくなる。


同時にでれーっとした恰好で寝るだろう」


そして、その時期は訪れました。


めいミニピンがヒーターの上にのりました。


一歩でも踏み入れたら避けていたヒーターの上に


ミニピンは4本脚でしっかりと立っていました。


「このときが来たんだな」と思いました。


からっぽのゲージを見てきた8か月。


自分の手で、ゲージの扉を閉めることは


一度たりともできませんでした。


ヒーターの上に、ミニピンの姿を何度思い浮かべたか分かりません。


先週、仙人雲(動物病院の先生)に言いました。


「先生、そろそろ良いですよね?」


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片付けると、壁にコンセントが見えました。


2年前、家を建てるときに、ゲージを置く場所を決めてから


コンセントの場所を決めました。


ミニピンのヒーター用にと設けたコンセントが


目に飛び込んできました。


まさか、こんなに早く


この場所が空っぽになることなんて


あのときには想像だにしなかったのに。


わんことつくばで遊ぼう!てくてく(つくば)にっき。



からっぽになったゲージを見続けた8か月。


ミニピンがいるような気がした8か月。


めいがミニピンの存在を教えてくれた8か月。


音がしない日々にもだいぶ慣れました。


ウェットティッシュが減らなくて、驚いたこともありました。


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急いで片付けて、終わったことにしようと思ったこともありました。


何度も何度もゲージを見て泣きました。


でも、今は8か月我慢して良かったと思います。


ミニピンのぬくもりは



わたしの心の中にしっかりと残っています。



ミニピンは自分がいるべき場所を、



そして、私の心の中の自分を確認して、



めいに伝えたのでしょう。



自分のお気に入りの場所に座ってもいいよと。


また、少し、前に進みました。


明日、また動物病院の先生(通称:仙人雲)に報告に行ってきます。