仕事をするのは、普通は対価を求めるものです。

組織に属して仕事をするなら当然のこと。

それがなければボランティアです。


知人・友人から

「頼むよ~」

ということ、よくありますよね。


可能なら手伝いますし、どうしても金がかかるものは実費だけでやることは往々にしてあるのが

普通だと思います。


それを、何を勘違いしてか責任を持て、教えろ、ただでやれ、俺が正しい。

こういう人、いませんか?


金をもらってやってるならまだしも、無償で頼んでおいてこれはどうなんでしょう。


自分より2回りも上で、元々会社組織を率いてた人間にこれを言われたときには情けなかったですね。

あんたが正しいんでしょうよ。だったらご自身でどうぞ、と突き放しました。


自分は時間がない、忙しい。相手業者が悪い。(相談しておいて)おまえはモノを知らん癖に口出すな


これでは人が離れて行くのは自明の理、ですよね。


まあ、それまでも何度か

「あんた、本当にそれでいいのか?」とやんわりと忠告したことはありましたが、結局人の話を聞かずに自滅。


こちらもパソコン買いたい、使いたい、ネットつなげたいとかいう相談をすべて無償でやりましたが、これが一番悪いパターンですよね。

一応プロの仕事としてネットワーク敷設やらインフラ業者との調整やらやってたのですが、こういう


「相手の好意に付け込んだ人間」


は、恩に着ることもなくただただ自分の利益しか考えないものですね。



ホームページ立ち上げや運用管理をほぼただ(ソフトウェア購入実費だけ)でやっても、結局こっちの都合関係なくメンテ依頼されたりして、忙しくされて礼すらなく。

六次産業化認定にはWebページでの情報発信やパソコンでの書類提出必須、という話でこちらも時間かけてやったのに、ですよ。


通販立ち上げに至っては、業者選定から交渉まですべて私がやったのに今も厚顔無恥で使い続けてます。

よくもまあ、と思いますね。



仕事をするうえで年齢は関係ないと思うんですよね。

組織にいれば年功序列で職能が違ったりしますが、逆があっても年下の上役が年上の部下をむげにするのはドラマや余程常識のない人間だけだと思ってます。


まあ、おかげで今後はどんな知人であっても無償で何かをしてやることは無くなると思います。

やってくれる人の時間や手間はただ、という観念はたとえ身内であっても持ってはいけない考えでしょう。


親しき仲にも礼儀あり。


結局、上記の方との5,6年にわたるお付き合いでわかったことは

「相手に好意を持って接しても、それが通じない人間が居る」ということでした。


それこそ技術的な話で20年以上おつきあいさせていただいてる会社社長さんにその話をしたら、

「よくある話です。今の日本人は礼や感謝を忘れてしまって拝金主義すぎます」

だそうです。

やはり金銭がらみになるとこういったケースは多いようで、この社長さんも何度も煮え湯を飲まされたとか。


仕事に絡むものは対価をもらう。

代わりに責任も持つ、というのは当然ですよね。

今後はこれを徹底したいと思います。


ああ、ちなみに最初に書いたケース。

今年春までは1個税別500円だったものをパッケージ変えて内容量変えずに1000円で売ってます。

同じもので包装にコストかかってるものが、きちんとした製品ですら800円かからずに売ってるのに。

他社より高く他社より原材料が適当というか無知で使ってるのに、と苦笑いしかでません。


逆に当方が仕事する際には、他社と同等の価格でも品質や対応などでまた頼もう、と思っていただけるようにしようと心がけたいと思います