コンビニの防犯カメラに疑問。

先日、青森県八戸市でコンビニ強盗が２件連続発生しました。

そのニュースで防犯カメラ画像が放送されたのですが…

一体いつの時代の防犯カメラ？というほど画像も荒く、おまけにフレームレートが適当な設定なのか、単にタイムラプスビデオとかで録画時間延ばそうと思ってるのか…

よくもまあ、あんな役に立たない記録を、よりによって強盗の多いコンビニのレジの撮影に設定しているものだと呆れた次第です。

最近の防犯カメラや画像記録装置は安価になっても記録時間や画質・画素数が非常に改善されています。

固定型カメラであればナンバープレートの数値を読み取れるレベルでよければ、実売２万をはるかに下回ります。

画像記録装置もＨＤＤになり、５００ＧＢは最低レベル、今は高機能型であれば数ＴＢまで増設可能なものがかなり安く出回ってきています。

民生用と違い、耐久性や連続稼動に耐える設計ですので、専用品を選ぶ必要はありますが、それでも昔と違い店１軒で５０万もあれば余裕でおつりがくるケースも多いです。

モニターも液晶で省エネになっていますし。

既存のものがあれば、配線を再利用などできれば更に安価に済みますしね。

肝心のフレームレートも各カメラごとに設定できますので、防犯・防災の要望にあわせて設定提案も可能。

ちなみに以前行った生命保険会社の１Ｆロビー周りの監視カメラ新設工事では、エレベーターの中を重点的に見たいということでフレームレートをかなり上げ、エレベーター会社と協力して施工を行いました。

このおかげで不審者３人組に脅威を感じた女性からの通報に対処・そしてロビーやエレベーターの映像からその３人組を割り出して事情を聞くことに成功しました。

また、別の生命保険会社では当て逃げされたというセコムのパトカーのチェックに使用しまして…

セコムから生命保険会社へ内容を見せてほしいと要請があり、当方で再生に立ち会ったのですが、セコムいわく

「ここまで映るんだ…」と驚いていました。

セコムは確か１３０万画素のカメラを市販しているはずですが、当方でその生保会社へつけたのは３８万画素クラスのはずです。

もちろん、設置位置や撮像位置の選定、カメラの映像チェックもきちんと行って生保会社へプレゼンして導入したわけですが…

ナンバーや通過する車両、人物も明瞭に映っていたのにセコムの技術スタッフが驚くほどでした。

民生用ですとこんなタイプのもあります。

手軽なカメラ一体型の記録装置ですね。

ただ、こういうのは持ち去りされると記録が残らないので注意が必要です。

それと、屋外に設置する・夜間に撮影したいという場合は屋外防水と暗視機能は必須となります。

楽天ではこんなセットも売られています。

￥104,999

楽天

※モバイル非対応

まあ、耐久性なんかはなんともいえませんが、防犯や万引きなどに対する保安業務の代替として使うにはお手軽かもしれません。

防犯カメラについても当方で取り扱っております。

上記の通り、生保会社や不審行為があったマンションへの新設、産直施設への設置や遠隔監視システムの構築なども実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。