もうひとつ桜咲く | 交通事故調査専門会社 テクノ・セイフティのブログ

今年の桜は、なんだかいつもより長く咲いていますね。

私自身は意外と、満開の桜よりも散り始めの状態が好みなんですが・・・

仕事柄、この季節は出張をするたびに色々なところで桜を見ることが出来ます。

この桜を見ると、日本人はなぜ桜が好きなのか?と考えるときがあります。


ところで前回のタイトル「桜咲く」に継ぎ、さらに桜が咲きました。

今回は、依頼から約1年かかって判決が出る、という長きに渡る事案でした。

とても難解であり、苦労も絶えませんでしたが、弁護士と力を合わせて無罪を勝ち取ることが出来ました。

私たちは、訴訟の場では完全なる黒子ですが、このように大きな意義のある結果が出ますと、大変嬉しくさわやかな気持ちになります。

創業者の意思を継ぎ「中立・公正」にやってきたことが認められ、このときばかりは非常に達成感に充たされます。


反面、「中立・公正」を曲げてまで有利にしてくださいと言う依頼も、最近はあります。

そのときは、収入にならないことを覚悟の上、お断りしてしまいます。

確かに、勝訴を勝ち取ることは大切でしょう。

でも、どこか真実を曲げてしまった場合、結局最後までそれが明らかにならないということは、私の経験上ありません。

「嘘はいつか明らかになる」「人は嘘をつき通せない」。

このことは、私が携わってきた事案の中での経験から言えることです。

例え、自身に不利なことが証明されたとしても、これは相手側から必ず追及される、と考えますと相手の手の内を知ることになり最大の武器となると考えますが、いかがでしょう?


さあ、世の中は新年度です。桜の次は大きな向日葵を見たいですね!!