おはしも
おかしも
いずれも避難訓練で標語で使われる言葉です。
おはしも=押さない・走らない・喋らない・戻らない
おかしも=押さない・駆けない・喋らない・戻らない
自分の記憶ではこれらの標語が学校で使われていた記憶はさっぱり無いのですが、大人になってから知人との
A「小学校の時"おはしも"ってあったよな」
B「え?"おかしも"やろ?」
俺「おかし?おはし・・も?なにそれ?」
とかそんな会話で知りました。
で、最近Twitter見てたらどうやら地域や年代によって違うようで、地域といっても単に関西だけとっても"おはしも""おかしも"を使っている学校が混在しているようで、どうも地域による違いとは思えない感じ。
またおはしもてというのもあるらく、このてって何と思ったら、
おはしもて=押さない・走らない・喋らない・戻らない・低学年優先
だそう。
しかしこれも調べてみると
おはしもて=押さない・走らない・喋らない・戻らない・手は口に
という使い方もあるらしい。
うーん確かに「低学年優先」も大事だが、「手は口に」もかなり大事だ。
元々は阪神淡路大震災以降に消防庁さんの教育安全指導のガイドラインに紹介されて全国に広まったようで、特に決まりがあるわけでは無い為、学校ごとに改良され複数の標語と読み方が生まれたと思われます。
後、ちょっと変わったので"あおいの約束"ってのも見かけた。
あおい=慌てない・押さない・言わない
静岡の一部地域で使われていたそうで、あおい=葵で徳川家の家紋から来ているようです。
ちなみに先述の知人らとの会話時、どの標語にも盛り込まれている「喋らない」はどうなんだろうか?って話題になったんですが、避難時に危機感無く無駄口を叩いてると避難誘導している先生とかの指示を聞き逃がす可能性なんかもあると思うので、避難者に喋ってはいけない理由を明確にした上でなら必要だ!という結論になりました。