組織運営学講座しませんか  (100日ブログ 72日目) | 二代目社長の告白

二代目社長の告白

かまえオフィスブログからタイトル変えました。

会社を継いでから、思うことを書いていきます。
これから二代目になる人のためのブログです。

 ある塾で学んだこと。 

 組織を上手に運営する力が今
重要になってきている。

 経営者ならこの問題から離れられない。

しかし、これを解決できれば経営は
とても楽しいものになると思う。

 経営者だけではない。

 グループのリーダーと呼ばれる人。
何かを始めて、人と関わり
人に動いてもらわなければならない役割の人、
教育的立場にある人など、
組織を上手に運営する力が
必要とされている。

 ただし、これらのスキルは
社会に出てからしか学べないことが多い。

 学校教育の中で組織を
上手に運営することを学ぶ機会はあまりない。

 あるとすれば、生徒会活動か、
何かイベントの実行委員になるか、
サークルのリーダーぐらいだろうと思う。

 それでも経験で学ぶだけであって、
そこにセオリーがあるとか、
基本的にはこういうことが原則みたいなものは
ないような気がする。

 私も、中学、高校時代を思い起こすと、
生徒会活動は積極的だったが、
リードをどうすれば、係わる人がストレスなく動けるかとか、
それぞれの役割が十分果たせるかなどは
セオリーとしてあるとは学ばなかった。

 リーダーになった人の、人に対するセンスと経験によって、
成果が変わっていたように思う。

 採用試験の面接で、何人かの新卒の学生に聞いたことがある。
 
「グループのリーダーだったとして、
その中の何人かの人が協力的でなかった場合、
あなただったら、どうしますか?」

 ほとんどが

「やれていないことを自分が率先してやる」

だった。


 質問の前提を話していなかったので、
そう答えるのは正しいと思う。 間違いではない。

このグループが期間限定ならば、これでうまくいく。
しかし、無期限のグループならば、別のやり方が必要になってくる。

 組織をまとめるための手法としては、
その前の段階で、協力的にするための仕組みを
つくることが大事なんじゃないかと今の私ならば思う。


 社会に出る前にこれらを知っていると、大きな力になると思った。

 生徒会活動で、
どうすれば一つ一つのグループが
主体的に、
目的に向かって、
コミュニケーションを取りながら、
行けばいいかを
学ぶ機会があれば、
相当すごいことになりそうだと思うのだ。

 そのセオリーは社会科学の分野だと知ったが、
今一番必要とされていることでありながら、
大学でもあまり教えられていないそうだなのだ。

 これを小中学校で教えたら、日本自体が変わる気がする。

 そしてまさに私自身がそのことで悩んでいて
やっとやりかたが、わかりかけて来たところなのだ。

 でもまだ実践に至っていない。

 「組織運営学講座」を誰かが開いたら、
聞きに行くのだが、誰かやらないだろうか。


(100日ブログ 72日目)


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