どうも。しっかし寒いよね~!冬に逆戻りだよね~!夜桜観に行けないよね~!ってか、ここ九州だよね~?今、自分の部屋でこの記事書いてるんだけど、手がかじかんでブラインドタッチがうまくいかないんだよね~!











そういえば、以前、友達のバンドにキーボードとして参加してたとき、冬の屋外ライブはもう“かじかみ”との勝負だったことを思い出した。











出番ぎりぎりまで、カイロなんかで手を温めているんだけど、身体の芯から冷えているもんだから、ライブ途中で手が動かなくなってね~(苦笑)あれには本当に閉口した。つか、寒すぎるんだって!!











もうソロなんかも適当に指が動く範囲で闇雲にバンバン鍵盤を叩いてた(笑)そして、いつものように頭を柔らかくするためにビールをたくさん召し上がってたもんだから、相当にアグレッシブな演奏をしていたように思う(笑)こんなでたらめなキーボーディストはいませんですハイ。











頭を柔らかくするために飲んでいるはずのビールが途中からもう、ただただおいしく感じちゃって、とあるバーでライブしたときなんか、友達がMCやってる最中に、観客に向かって『ごめんなさい!ビールください!』とかいって、ちゃっかり貰って、爆笑をかって、友達が後で『テッカムくん、あれはないよ~!』と言ってた(笑)ライブ途中に何杯も飲むもんだから、あいつはアル中キーボードだ!と噂されてたらしい(笑)そのとおり!!












さて、本題に移ろう。











最近、一冊の本を読んだ。












藤原 伊織
シリウスの道












これはもう広告業界に携わる者として必読の本だと思った。筆者はおそらく電通あたりの大手広告代理店出身だろう。でないとあんなディテールは描ききれない。












広告業は虚業か否か。











デイトレーダーに象徴される相場師などは虚業か否か。












というか、果たして世の中に“真っ当な仕事”なんてあるのか?逆もまた真なりで、果たして世の中に“虚業”なんてありえるのか?











そんな話はちょっとしたエッセンスとしてしか出てこないし、そういうテーマで書かれた小説ではあるまい。










だが、広告業界に身を置くものとしては、そういうことを考えてしまうような小説だった。












というか、単なるエンターテイメントとしても読むに値する本だと思う。












人はなんのために生きているのだろう?











そんなことをふと考えてしまう今日この頃です(笑)












きれいごとだけの小説とは一線を画し、またどきつい、汚いだけの小説ともまた趣を異とする。












一言で言えば、好みの小説でした。機会があれば読んでみてください。












ではまた。