「せめて高校には行ってくれ」だとか「親の努めとして高校にいかせるのは義務」とかいう人がいるのですが、高校にいく義務なんかないです。
私の父は東京大学院卒の国家研究者でしたが、私に「勉強しろ」などと言ったことはないです。
むしろ「勉強したくないなら働け、高校は義務教育ではないから、俺がお前にカネを払ってやる義務はない。」
と良く言われていましたが、その考えは正しいと思います。
親がレールを引くのではなく、自分で道を切り開くべきです。
私自身、大学に進学して良かった事は、その過程で勉強せざるを得なかったことです。
父も言っていましたが、受験勉強なんて将来にその道に進む人以外は日常生活に役立てる事なんて殆ど無くて、東大なんかは決まった範囲を正確に勉強出来るかをみているだけで、それに耐えられる人間力や正確性を形成する期間なのだと。
簡潔にいうと「受験勉強そのものが大事」ではありました。受験用に勉強する内容が大事なのではないです。
私の場合、それ以外であるとしたら、パチンコの釘をベクトルで脳内変換できるようになったことや、確率分布で誤差を勉強したことかな?やっぱり繋がるのはパチンコです。
大学時代からプログラミングは勉強していましたが、大学で習ったのではなくて、ギャンブルのデータ解析ために自力でVBAを勉強したのです。
自力で勉強出来るようになったのは、受験勉強の副産物で大きな進歩かもしれません。
これが私にとって最も進学した事で得られた価値あることです。
だから子供の学費を払うのに云々とかいう話をブログ記事で見かけるのですが、高校や大学へ本気で行きたいかどうかは本人次第でしょ?行きたきゃ特待生でも取れば良いし、取れる高校・大学に行けば良いでしょ?
って思うわけですね。
家が貧乏だった訳ではなかったですが、アルバイトをしながら高校の学費を払いましたから。
大学もアルバイトはしていましたが、理系で課題が多かったので、親に頭を下げて奨学金で返済する手続きを取り、結構最近?完済しました。
でも返済が負担だなぁとは思わなかったです。
大学に行きたくて入ったのだし、勉強しないと食っていけない職業でやれているのは、大学受験の経験があったからだと思っています。
だから、だいたいが大学に行ってない親御さんがそういう考えなのかな?って思ったのです。
別に高校や大学にいかなくても立派に仕事して世帯持っている人沢山いますよ?