ネジ式と接着式

今回はテープの２種類の構造についてお話ししたいと思います


テープの結合部分には、ネジ式と接着式が２種類あります


この、結合部分
接着式かネジ式かを確かめる方法があります
裏面を見ますと、角に沿って４か所小さな穴が空いています
その穴の奥を覗き込むとネジが見えます

以下の画像がネジ式です



穴を覗いてもネジがないものが接着式になります

テープの修復の際に分解を行う場合、結合部分がネジ式か接着式かにより
テープの現状復帰ができない場合がございます。

◇ネジ式◇
ネジでの組み立て式のため、分解後は元通りになります
こちらは修復のみでのご依頼可能です。

◇接着式◇
接着式のテープの分解後は現状に戻すことができません
そのためテープの場合は必ずダビング作業のご依頼が必要になりますので、
ご了承願います。（ダビング費用別途）
ダビング時は、弊社のダビング用ブランクテープに移して作業を行いますが
納品時のテープは分解後の状態となります。


※比較的生産の新しいVHSやminiDVは圧着式のものがございます。
※カビやテープの状態によって、ノイズや画面の変色が避けられない可能性があり
ご希望に添えない場合がございます。


皆様のお家にも、昔に撮ったホームビデオ
ｍｉｎｉＤＶやＶＨＳが眠っているのではないでしょうか？

テープ修復が必要なものがございましたら、
ＤＶＤやＢｌｕ－ｒａｙになど別メディアに
ダビングすることをおすすめいたします
ぜひご利用をお待ちしております

テックスでは
カビがはえてしまったり、テープの巻き込みや切断がある場合
心をこめて修復いたします