こんにちは!
スタッフナカオカです。
今回は本業のお話で今年の春よりリリースしているCARACLE-COZについて書いていこうと思います。
まぁ~フルカーボンで折りたたみの機能をくっつけちゃったんだから最初企画が立ち上がった時は耐久性大丈夫か?
なんて不安はもちろんありました。一度目の耐久試験に出すまでは・・・・。(リリース前の話です。)
通常だとCOZは折りたたみ自転車なので通常は折りたたみ自転車基準の試験を受ける所だったのですが、COZは折り畳みができる小径ロードバイクという新しいジャンルに切り込んでいくため、よりハードな使用にも耐えられないといけないだろうということで、ダイアモンドフレーム(通常の700Cロードバイク)と同等の基準で試験してきました。日本車両検査協会でJIS基準の耐久性試験、ダイヤモンド型試験条件だと10万回もの振動を与える試験なのですがこれに合格し、耐久性にも自信を持てた上で、晴れてリリースとなったわけです。
振動試験はこんな感じに重りをつけて一定数振動させて壊れないかを確かめるものです。
そして今回!絶賛第二次生産中!のCOZですがフレームはどこまでのレベルまで耐えられるの?というスタッフ一言が発端となり・・・・・・・・・・・・・・。
じゃあ、壊れるまでやってみっか!
とスタッフ一同のワルノリが働き再試験を行うことになったわけですね~。
フレーム工場に無理言って一本フレームを出してもらい前回と同じダイヤモンド型試験条件でどこまで耐えられるのか?!と回数制限に上限を設けず、試験に出してきた次第です。大体10万回に達するまで1日程度なのですが、試験開始から3日目にして試験場の方から「50万回超えたけどまだやる?」と連絡が・・・・・・( ゚Д゚) ファッ?! 通常10万回の5倍ですぜ?ホンマかいな?
((((;゚Д゚))))びくびくしながら「ひゃっ百万回までよろ」「ガッテン」という会話があったかはさだかではないですが100万回まで試験を続行してもらいました。それから数日後・・・「100万回超えたけどまだやる?」と連絡が・・・(´・ω・`)まさかここまで耐えられるとは思いもよらず、とりあえずキリがいいので試験は終了に。こんなに耐久性があったことに嬉しさもあり、また逆に弱いところを探るための試験でもあったので、それが出なかっただけに個人的にはなんとも微妙な気持ちになりながらも晴れて100万回振動与えても壊れない自転車ということが証明されたのでした。(一番上の写真は試験を終えて帰ってきたフレームです。)
あ、だからと言ってオフロード行ったりとか無茶な使い方は厳禁ですよぉ~あくまでもふつーにロードバイクとして扱ってやってください。
というわけで現在二次生産に入っているCOZ、お待たせしていますが、本当に良い!と思ってもらえるよう準備を進めています。
御予約いただいた方、購入をご検討の方、もうしばらくお待ちいただく事をお許しください。
リリースの情報等は弊社HPから順次行っていきます。お楽しみに^^