PY1344497

◆前日終値

日経平均22529、米ドル107.3、長期金利0.015、原油40、

騰落レシオ76、25日平均乖離+0.23、空売り比率41.2

 

◆寄り前動向
ダウ-1.39%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

コロナ・ショック―数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

7/23 海の日

7/24 スポーツの日

 

 

昨日のNYダウは反落

Date Open High Low Close    
Jul 09, 2020 26,094.92 26,103.28 25,523.51 25,706.09    
Jul 08, 2020 25,950.06 26,109.49 25,816.25 26,067.28

■NY株式:NYダウ361ドル安、ウイルス感染収束の兆しなく見通し悪化

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は361.19ドル安の25706.09ドル、ナスダックは55.25ポイント高の10547.75ポイントで取引を終了した。先週分の新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを好感し、上昇して寄り付き、ナスダック総合指数は一時過去最高値を更新した。しかし、フロリダ州での1日のウイルス感染者数が過去最多にのぼったとの報道などで景気回復見通しが一段と悪化しNYダウは下落に転じた。最高裁がトランプ大統領の納税記録のNY大陪審への開示を認める判断が報じられたことも売り材料となった。しかし、引き続きハイテクが底堅く引けにかけて下げ幅を縮小。セクター別では、エネルギー、自動車・自動車部品が大きく売られた一方、食・生活必需品小売、小売りが買われた。

 

 

昨日の日経平均は反騰

日付 始値 高値 安値 終値
2020年7月9日 22,442.3 22,679.08 22,434.38 22,529.29
2020年7月8日 22,481.61 22,667.95 22,438.65 22,438.65

■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり反発、米株高受け上昇も上値重い展開に
 2.朝方は売り買い交錯で方向感つかめず、前場は強含みで推移
 3.後場に入りに日経平均は一段高で一時240円超高い場面も
 4.東京都の新型コロナ感染者220人超と伝わり市場心理悪化
 5.値下がり銘柄数は1500近くに達し全体の約7割を占める

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比177ドル高と反発した。景気回復期待を背景に主力ハイテク株を中心にに買いが優勢となった。

 東京市場では、前日の米株高を受け日経平均株価は反発に転じたものの上値は重かった。値下がり銘柄数が値上がりを大幅に上回った。

 前日の欧州株市場は安かったが、米国株市場ではこの流れを断ち切る形で主要3指数が揃って買われ、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。これを受け本日の東京市場は朝方売り買い交錯のなか方向感に欠ける展開だったものの、下値では買いが厚く前日終値を上回る水準で強含み、後場に入ると一段高に買われた。ただ、東京都でのコロナ感染者数が220人以上確認されたと伝わると、これが投資家心理を冷やす形で上げ幅を縮小した。日経平均株価は一時240円以上高い場面もあったが、225採用銘柄のソフトバンクGやファミマなどが大きく上昇したことによる影響が大きくTOPIXは前引け時点では安かった。大引けはTOPIXもわずかにプラス圏で着地したが、値下がり銘柄数が1500近くに達し、全体の69%を占めるなど地合いは悪かった。

 

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上昇時目標レンジ 24559-21623
揉み合い上限レンジ 21432-18653
揉み合い下限レンジ 21981-21751
下降時目標レンジ 17121-10948

 

前日日中上昇

週間上昇

月間上昇

揉み合い

 

昨夜のNYダウが下落となり、今日の日経平均は軟調なスタート。

寄付き後は上昇に転じる場面もありましたが、再び下落に転じ、昨日安値を割り込んで終了しました。

 

ETF分配金をめぐる大きな売りがあったため、安値引けは仕方のないところですが、日米のコロナ拡大が気になります。

 

7/22からGOTOキャンペーンを予定度売り始めるとの決定がありましたが、ちょっと無茶だと思います。

若年感染者が多く、病床は空いているというのが判断基準のようですが、4月の時も若年者から高齢者に伝播し、重篤者が増え、医療崩壊寸前まで行きました。

東京では本日過去最高の感染者数になりましたが、東京から地方へ、若年者から高齢者へ伝播するのはこれからです。

東京で過去最高ということは、おそらく4-5月を超える重篤感染者が発生することになります。

再び緊急事態宣言に追い込まれる可能性は、低くないと思います。