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◆前日終値

日経平均22473、米ドル106.9、長期金利0.005、原油36、

騰落レシオ132、25日平均乖離5.03、空売り比率41.3

 

◆寄り前動向
ダウ-6.90
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

コロナ・ショック―数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

4/8-5/31 緊急事態宣言

5/15 緊急事態宣言一部解除

5/25 緊急事態宣言全面解除

 

 

昨日のNYダウは大暴落

Date Open High Low Close    
Jun 11, 2020 26,282.51 26,294.08 25,082.72 25,128.17    
Jun 10, 2020 27,251.89 27,355.22 26,938.05 26,989.99

米国株式相場は大幅下落。ダウ平均は1861.82ドル安の25128.17ドル、ナスダックは527.62ポイント安の9492.73ポイントで取引を終了した。景気回復の遅れやウイルス感染第2波を警戒し売り先行で寄り付いた。テキサス州など比較的早期に経済活動を再開した地域でウイルス感染による入院患者数が増加傾向にあることが嫌気された。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気に悲観的見通しを維持しており、V字型回復期待が大きく後退。企業収益改善にも懸念が広がり引けにかけて下落幅を一段と拡大する展開となった。セクター別では、銀行や自動車・自動車部品、エネルギーを中心に全面安となった。

 

 

昨日の日経平均は大幅反落

日付 始値 高値 安値 終値
2020年6月11日 22,848.02 22,939.39 22,466.54 22,472.91
2020年6月10日 22,939 23,175.82 22,900.3 23,124.95

■本日のポイント


 1.日経平均は小幅反発、朝安後にプラス圏に切り返す展開に
 2.前日の米株市場は主要指数が高安まちまちで為替の円高は逆風
 3.FOMCの結果発表を控え、様子見ムードで売買代金は低調に
 4.財政・金融緩和策による世界景気改善期待が相場の下値支える
 5.値下がり銘柄数が値上がりを上回り、TOPIXはマイナス圏

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比300ドル安と7日ぶりに反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、景気敏感株を中心に利益確定の売りが優勢となった。

 東京市場では、朝安後に買い戻され日経平均株価はプラス圏に浮上した。引け際に手仕舞い売りが出て上げ幅を縮小したもののプラス圏で着地している。

 10日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちだったことに加え、外国為替市場で1ドル=107円台半ばまで円高にふれたことなどを受け、朝方は2万3000円台を割り込んでスタートしたが、その後は空売りの買い戻しなどが入り前日終値を上回る水準で推移した。FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、積極的な買いは入りづらかったものの、財政・金融政策による世界景気の改善期待が相場を支えた。ただ、業種別には東証1部33業種中、約8割に当たる26業種が安く、個別でも値下がり銘柄数が値上がりを上回った。売買代金は2兆3000億円弱とやや低調で、大型株が相対的に弱い地合いだった。なお、TOPIXはマイナス圏で引けている。

 

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上昇時目標レンジ 24559-21623
揉み合い上限レンジ 20922-18159
揉み合い下限レンジ 23034-22456
下降時目標レンジ 16988-11509

 

前日日中陰線

週間陽線

月間上昇

上昇

 

昨夜のNYダウが下落となり、今日の日経平均均はギャップダウンのスタート。

寄付き後は下げ幅を縮小しましたが、窓を開けたままマイナス圏で終了しました。

 

前日NYダウは2000ドル近い下落。-7%の大暴落となりました。

1000ドルくらいかと思っていましたが、その倍。

数日前から頭打ちとなっており、振れ幅も大きくなっていたので一旦調整とは思いましたが、まさかここまでとは思いませんでした。

 

やはり3月からの戻りが早すぎたということだと思います。

加えて金融相場というのも、振れ幅を大きくした要因だと思います。

 

壮大な社会実験と言われたQEの、さらに倍ありますね。

 

これをもってコロナバブルが来ると言う人も多いのですが、おそらくそうはならないんじゃないかと思います。

金融相場は振れ幅が大きくなるだけであり、リーマンショック以降世界中でQEをやったのですが、ファンダメンタルズに見合う水準までしか上がりませんでした。

 

アメリカは”青天井の未来”があるのでバブルに向かう可能性はなくはないと思いますが、団塊ジュニアの人口ボーナスも終わった日本ではファンダメンタルズを無視する状況にはならず、コロナバブルは発生しないと思います。

 

経済活動再開による修復の動きの途中ですので、3月のようにPBR0.8を目指すことはないと思いますが、コロナ次第だと思います。

 

3月以降の値動きは、二度と行動制限が起こらないことが前提であるかのような動きでしたが、ここに来て2次拡大の懸念も少し出始めてます。

何度か行動制限を導入したり緩めたりしながら感染拡大をコントロールし、治療薬の発明を待つというのが妥当な線ではないかと思います。