PY1344497

◆前日終値

日経平均21916、米ドル107.6、長期金利-0.005、原油34、

騰落レシオ136、25日平均乖離8.61、空売り比率38

 

◆寄り前動向
ダウ-0.58%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

コロナ・ショック―数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

4/8-5/31 緊急事態宣言

5/15 緊急事態宣言一部解除

5/25 緊急事態宣言全面解除

 

 

昨日のNYダウは反落

Date Open High Low Close    
May 28, 2020 25,697.36 25,758.79 25,358.73 25,400.64    
May 27, 2020 25,298.63 25,551.56 25,009.87 25,548.27

米国株式相場は反落。ダウ平均は147.63ドル安の25400.64ドル、ナスダックは43.37ポイント安の9368.99ポイントで取引を終了した。週次失業保険申請件数の減少傾向を好感し、上昇して寄り付いた。ウイルス被害が大きかったNY市も6月初旬に第1段階の活動再開の可能性に市長が言及したことも好材料となり上げ幅を拡大した。しかし、引けにかけて、トランプ大統領が中国に関する会見を29日に開くと発表すると、米中関係の悪化懸念から下落に転じた。セクター別では、公益事業、家庭・パーソナル用品が大きく上昇。一方、自動車・自動車部品が下落した。

 

 

昨日の日経平均は大幅続伸

日付 始値 高値 安値 終値
2020年5月28日 21,612.9 21,926.29 21,580.5 21,916.31
2020年5月27日 21,249.31 21,475.68 21,142.72 21,419.23

■本日のポイント

 1.日経平均は大幅高で4連騰、引け際500円強上昇場面も
 2.経済再生期待を背景とした前日の欧米株高でリスク選好が続く
 3.事業規模117兆円の第2次補正予算の決定で市場心理が改善
 4.伸び悩む場面はあったものの、後半に買い戻しを誘発し再加速
 5.売買代金も約2ヵ月ぶりに3兆4000億円台近くまで膨らむ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比553ドル高と大幅続伸した。経済活動再開に向けた期待を背景に、金融株などを中心に買いが優勢となった。

 東京市場では、引き続きリスク選好ムードの強い地合いで、日経平均株価は大幅高で引け際500円を超える上昇をみせ、大引けも高値圏で着地した。

 28日の東京市場は、前日の欧米株高を受け売り方の買い戻しを絡め上昇基調を強める展開となった。欧米など主要先進国で経済活動再開への動きが強まり、政府や中央銀行による景気刺激策への期待からこれまで売り込まれていた鉄鋼株が戻り足を強めたほか、メガバンクなど銀行セクターへの買いも続き、全体相場を押し上げた。国内でも政府が事業規模約117兆円、真水で33兆円の今年度第2次補正予算を閣議決定し、これが投資家心理に追い風となった。後場に入ると米中対立懸念などからいったん伸び悩む場面もあったが、戻り売り圧力は限定的で後半は先物を絡め再び主力株中心に買いの勢いが強まった。東証1部の売買代金も3兆4000億円近くまで膨らんだ。これは約2ヵ月ぶりの高水準となった。

 

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上昇時目標レンジ 24559-21623
揉み合い上限レンジ 20476-17962
揉み合い下限レンジ 21002-17194
下降時目標レンジ 16999-12360

 

前日日中陽線

週間陽線

月間上昇

上昇

 

昨夜のNYダウが下落となり、今日の日経平均均は軟調なスタート。

寄付き後は昨日安値を割ることはなくプラスに転じ、昨日高値を更新しましたが、再び押し戻されてマイナスで終了しました。

 

MSCIのりバランスで一千億程度の売り需要が発生していたため、マイナスの終了は仕方のないところです。

来週以降何度か高値更新をトライするかもしれませんが、歴代新記録の上昇ピッチであり、これ以上の大きな上伸はちょっと考えにくいところです。

 

裁定売り残が記録的な積み上がりとなっており、6月SQの跳ね上がりを期待する声も多いのですが、裁定以外の売りポジションは整理が進んでおり、だいたい買い戻しも一巡した印象があります。

 

売り方は、これ以上上昇動意が出るようであれば全戻しを警戒したほうがいいと思いますが、そうでなければ少しずつ高いところを売り増していっていいと思います。