PY1344497

◆前日終値

日経平均20552、米ドル107.8、長期金利-0.005、原油34、

騰落レシオ117、25日平均乖離3.56、空売り比率40.7

 

◆寄り前動向
ダウ-0.4%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

コロナ・ショック―数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

4/8-5/31 緊急事態宣言

5/15 緊急事態宣言一部解除

 

 

昨日のNYダウは反落

Date Open High Low Close    
May 21, 2020 24,564.27 24,718.46 24,370.88 24,474.12    
May 20, 2020 24,455.94 24,649.48 24,455.94 24,575.90

米国株式相場は反落。ダウ平均は101.78ドル安の24474.12ドル、ナスダックは90.89ポイント安の9284.88ポイントで取引を終了した。上院が米国取引所に上場している中国企業の上場廃止を促す法案を可決したことに続き、香港を巡る対中制裁策を提示する計画が報じられると、中国は対米報復措置を警告するなど米中対立の激化への懸念から売りが広がった。また、週次の新規失業保険申請件数が200万件超と依然として高水準なことや、5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を下回り、労働市場や景気への懸念が一段の重しとなり、終日軟調推移となった。

 

 

昨日の日経平均は反落

日付 始値 高値 安値 終値
2020年5月21日 20,692.59 20,734.91 20,503.87 20,552.31
2020年5月20日 20,454.49 20,684.46 20,454.03 20,595.15

■本日のポイント

 1.日経平均は5日ぶり反落、朝高もその後は値を消す展開に
 2.米国株大幅高も、前日までの4日続伸の反動が出て利食い優勢
 3.米中対立への警戒感から米株先物が軟調となり市場心理冷やす
 4.値上がり数、値下がり数ともに1000を超え拮抗した状態に
 5.市場エネルギーは減少傾向で全体売買代金は2兆円台を下回る

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比369ドル高と反発した。経済活動再開や米連邦準備理事会(FRB)による追加刺激策への期待が膨らみ買いが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価が朝方高く始まったものの、その後は上値の重い展開となり、前場後半を境に値を消す展開。結局、マイナス圏で引けた。

 21日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数などが大きく上昇したのを受け、主力株はじめ幅広く買いが入ったが、前日までの4営業日で日経平均は700円近く上昇していたこともあって、買い一巡後は利益確定の売り圧力に押された。アジア株市場はまちまちの動きだったが、米株価指数先物が軟調な動きをみせていたこともあって、目先利益を確定しようとする動きが優勢となった。経済活動再開に向けた動きを好感するムードがある一方、米中対立が先鋭化していることへの懸念が引き続き相場の重荷となっている。ただ、下値では押し目買いの動きが出て下げ幅は限定的だった。東証1部の値上がり銘柄数、値下がり銘柄数いずれも1000を上回っておりほぼ拮抗している。市場エネルギーは低調で全体売買代金は2兆円を下回った。

 

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上昇時目標レンジ 24559-21623
揉み合い上限レンジ 21376-20202
揉み合い下限レンジ 20875-17885
下降時目標レンジ 17150-12563

 

前日日中陰線

週間陽線

月間上昇

揉み合い

 

昨夜のNY市場は反落でしたが為替が上昇しており、今日の日経平均均は堅調なスタート。

寄付き後は右肩下がりの展開となり、安値圏で終了しました。

 

現状は3月安値から上がり過ぎの状態で走り続けています。

5日線を割り込みスラックができたので、また上を目指す可能性があります。

こうして何度もショートボードで波をしごくように上がっていくでしょうが、なんにしろ3月安値からは上がり過ぎなので、頭を出したら利確したほうが懸命だと思います。

 

一方、ソフトバンクグループが通信子会社のソフトバンクを売却し始めたというのも、国内では懸念材料になりつつあります。

グループの有利子負債総額は20兆程度あり、1企業で都銀の貸し出し総額の1/10を占めるという異常事態です。

GDP比で見ても、リーマン・ブラザーズの負債総額を上回ります。

これがもし焦げ付くようなことがあれば、日本のみ金融恐慌になっても不思議ではありません。

 

巷で常に囁かれてきたソフトバンク・ショックが、少し現実味を帯びつつあります。

今すぐというわけではありませんが、頭の隅には入れておいたほうがいいと思います。