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◆前日終値

日経平均22978、米ドル108.9、長期金利-0.065、原油53、

騰落レシオ78、25日平均乖離-3.07、空売り比率45.7

 

◆寄り前動向
ダウ+0.43%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

2/11 建国記念日

 

 

昨日のNYダウは続伸。

Date Open High Low Close    
Jan 30, 2020 28,640.16 28,879.71 28,489.76 28,859.44    
Jan 29, 2020 28,820.53 28,944.24 28,728.19 28,734.45

米国株式相場は上昇。ダウ平均は124.99ドル高の28859.44、ナスダックは23.77ポイント高の9298.94で取引を終了した。コロナウィルスによる感染拡大が中国経済への重しになるとの見方から、アジア・欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したことから軟調推移となったが、マーケット終了後に予定される主要企業決算を見極めたいとの思惑から引けにかけて下げ幅を縮小し、上昇に転じた。

 

 

昨日の日経平均は大幅反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2020年1月30日 23,284.58 23,318.57 22,892.95 22,977.75
2020年1月29日 23,309.32 23,392.61 23,214.28 23,379.4

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前日比401円65銭(1.72%)安の2万2977円75銭で終えた。2019年11月1日以来およそ3カ月ぶりの安値となった。世界的な肺炎拡大への懸念から香港や台湾などアジア株も大幅安となったことで投資家のリスク回避姿勢が強まった。前日の19年4~12月期の主要企業決算の発表を受け先行きへの警戒感からの売りも出た。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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前日日中陽線

週間下落

月間下落

下落

 

昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄付き後30分ほど揉み合いましたが、香港市場のオープン10時に向けて高騰。そして10時とともに急落。

切り立ったような波形となり、寄付きとほぼ同水準で引けました。

 

WHOが緊急事態を宣言したことにより、香港市場のオープンを警戒した買い戻しとその後の売り直しで乱高下となりました。

買い戻した同じ分、売り直しただけで、余計な乱高下であり、実際のところは23200円水準。

緊急事態宣言でリバウンド開始とはなりませんでした。

 

これで月末の終値が決まり、わずか数円の月足陽線となりました。

陽線にしたかったんだと思いますが、実際の趨勢はTOPIXが正しく、陰線だと思います。

 

2003年のSARSでは緊急事態宣言でリバウンド開始となりましたが、今回はリバウンドにはならないと思います。

最低限のリバウンド域にも到達しておらず、SARSより規模が大きいことを考えると、リバウンド域に達しないうちに切り返すのは違和感があります。

 

今日の高値は値幅としては大きかったのですが、1/21-1/22や1/28-1/29と同様の”日々の上下”であって、数日かけて大きく切り返すリバウンドではなさそうです。