※PCを修理に出すので、しばらくコメントのみです
 
米株が上昇し、日本株も堅調に推移。
しかし値下がり銘柄が多く、ちょっといびつな印象です。
 
そしてリズム的には、上昇は今日まで。
アメリカ-イランの報復合戦で下落したところから考えると、日経平均のプライスアクションからは最大24200までありましたが、期限内に届きませんでした。
 
1/15に米中貿易協議第一弾の調印式が控えており、明日到達する可能性もありますが、ちょっとこの貿易協議は警戒しておいたほうがいいかもしれません。
 
報道によれば1/10時点で、合意文書の翻訳さえまだ完了していないようです。
以前からそうですが、米中協議は進展の仕方がおかしいです。
1/15に調印式であれば昨年中には翻訳を済ませ、米中双方同じ文書を手にとって精査し、細部を詰めて問題がなければ調印という運びになるはずです。
 
精査だけでも数週間かかるはずです。
翻訳もまだということは、調印どころか煮詰まってすらいないという印象を受けます。
 
強気の態度とは裏腹に、アメリカはとても合意を焦っています。
合意するするとアピール。
合意していないことまで発表してしまい、中国側は黙殺。
そして進展が遅いと、「中国が翻意した」と言い出す始末。
 
普通の会社のビジネスでも、こんな下手な交渉はしません。
選挙を意識してよほど焦っているのでしょう。
中国にもそれは見透かされてることでしょう。
 
中国としても関税は下げてもらいたいので、ちゃぶ台を返すようなことはしないでしょうが、すんなりと満点の内容で調印されるかどうかは、当日までわからないと思います。