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◆前日終値

日経平均23576、米ドル108.4、長期金利0.000、原油63、

騰落レシオ100、25日平均乖離-0.16、空売り比率41.9

 

◆寄り前動向
ダウ-0.42%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

1/6 大発会

1/13 成人の日

 

 

昨日のNYダウは反落。

Date Open High Low Close    
Jan 07, 2020 28,639.20 28,685.50 28,565.28 28,583.68    
Jan 06, 2020 28,465.50 28,708.02 28,418.63 28,703.38

NY株式相場は下落。ダウは119.70ドル安の28583.68、ナスダックは2.88ポイント安の9068.58で取引を終了した。引き続きイラン情勢の緊迫化で地政学リスクへの警戒感が広がっているほか、10-12月決算シーズンを前に様子見ムードとなっており、小幅な値動きに終始する展開となった。

 

 

昨日の日経平均は反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2020年1月7日 23,320.12 23,577.44 23,299.92 23,575.72
2020年1月6日 23,319.76 23,365.36 23,148.53 23,204.86

7日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発した。大引けは前日比370円86銭(1.60%)高の2万3575円72銭だった。前日の米株式相場が安く始まった後、上げに転じて終えたことを受け、中東情勢の緊迫化による世界的な株安進行への警戒感が和らぎ、押し目買いが先行した。その後、短期志向の海外投資家による株価指数先物への買いや売り方の買い戻しが断続的に入り、日経平均は1日を通じてじりじりと上げ幅を拡大した。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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前日日中陽線

週間下落

月間下落

下落

 

昨夜のNYダウが下落。寄り付き前にイランがアメリカに報復攻撃をしたことが伝わり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄付き後も下げ幅を拡大しましたが、昼休みにイランの外相が「報復攻撃終了。戦争を望まない」と表明したことから急上昇。

窓を埋めた後は再び軟調となり、マイナス圏で終了しました。

 

昨夜のISM非製造業指数は上振れたのですが、小さな反応にとどまり、場味はよくありませんでした。

 

今日の日経平均はイラン外相の発言で窓を埋めたのですが、先に窓を埋めてしまったということは、また波形が悪くなる可能性があります。

 

イランは喪が明けてからアメリカ軍基地を攻撃したようですが、当然アメリカ側は移動を済ませており、死者は出ませんでした。

イラン側はおそらく承知で、戦争を避けたいというイラン側の意志が強く見て取れます。

しかし、ソレイマニ司令官の葬儀に数十万人が集まり、56人が圧死したという報道を見ても、イラン国民の怒りが沸騰しているのは容易に理解できます。

アメリカからさらなる挑発を受ければ、国民感情は抑えきれないと思います。

 

イラン国民の喪中に2回めの空爆を行ったことからも、戦争を望んでいるのはアメリカ側だと思います。

もしかすると1990-1992年あたりの政策を参考にしているのかもしれません。

アメリカ景況感が悪化する中、利下げと湾岸戦争でアメリカの株価はは保たれました。

 

そもそもソレイマニ司令官の殺害は、イランの攻撃でアメリカの民間人一人がなくなったことが発端となっていますが、北朝鮮でアメリカ人学生がなぶり殺しにされても静観していたアメリカが、本気で報復のために行動したとは思えません。

イランに喧嘩を売る。戦争そのものが目的のように思えます。

 

今晩アメリカ時間にトランプ大統領の演説が予定されていますが、「アメリカ側に死者が出なかった。これで手打ちにしよう」などという脳天気な結果が待ってるとは思えません。

安易にリバウンドを狙いに行かないほうがいいと思います。