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◆前日終値

日経平均20261、米ドル105.7、長期金利-0.280、原油54、

騰落レシオ82、25日平均乖離-3.35、空売り比率49.2

 

◆寄り前動向
ダウ+1.05%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

9/17-18 FOMC

10/31 BREXIT

 

 

昨日のNYダウは大幅反騰。

Date Open High Low Close    
Aug 26, 2019 25,826.05 25,941.25 25,716.39 25,898.83    
Aug 23, 2019 26,134.21 26,320.29 25,507.18 25,628.90

米国株式相場は上昇。ダウ平均は269.93ドル高の25898.83、ナスダックは101.97ポイント高の7853.74で取引を終了した。米中貿易摩擦を巡って週末に対決姿勢を鮮明にしていたトランプ大統領だが、G7で米中交渉再開に前向きな姿勢を示すと、警戒感が和らぎ買いが先行。前週末の大幅下落を受けた買い戻しの動きもあり、終日堅調推移となった。

 

 

昨日の日経平均は大幅反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年8月26日 20,325.44 20,329.01 20,173.76 20,261.04
2019年8月23日 20,579.98 20,719.31 20,579.98 20,710.91

26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前週末比449円87銭(2.17%)安の2万0261円04銭で終えた。貿易問題を巡る米中の対立が激化するなか、報復関税の応酬による世界景気減速を懸念した売りが幅広い銘柄で優勢だった。外国為替市場での円高・ドル安も重荷となった。ただ、下値では個人投資家などによる押し目買いが入り、相場全体を下支えした。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。

寄付き後も窓を空けたまま堅調に推移しています。

 

中国からアメリカとの交渉再開を希望している旨の電話があったというトランプ大統領の発言から相場は戻しています。

しかしここ数日の揉み合いを上抜けるような内容でもありません。

戻ったところは売っていっていいと思います。

 

気になるのは以下のニュース

トランプ氏、中国との貿易戦争を後悔?

https://www.bbc.com/japanese/49470070

中国との貿易戦争悪化について考え直して後悔することはないかと質問され、「もちろんだ。そりゃそうだろう。あるかもしれない。あるかもしれない。(中略)僕は何でも考え直す」と答えた。

他社のニュースでも別角度から同様のニュアンスを伝えています。

ということは、トランプ大統領の貿易戦争は、計算されたものではなく、感情にまかせたいきあたりばったりのものであった可能性があります。

そしてあわてて、「もっと上げればよかったと言う意味だ」などとホワイトハウスから火消し発言を出したのでしょう。

 

精神的なものなのか高齢によるものなのか?

不安定さを感じます。

 

そして「中国から交渉を再開してると電話があった」というのも、トランプ大統領一人の発言であり、中国の外交部は否定。

ムニューシン財務長官もはぐらかすなど、電話自体がウソであった可能性があります。

中国からの電話の有無への疑惑払拭されず

https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20190827-00000046-dzh-fx

記者「中国からの電話は本当にあったのでしょうか?」
ムニューシン米財務長官「議論はなかなか進展しておらず、そのままにしておいた方が・・・」
トランプ米大統領(ムニューシン氏の発言を遮って)「昨晩、その前の晩もあった」

 

リスクオン目線では見ないほうが良さそうです。