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◆前日終値

日経平均21541、米ドル109.2、長期金利-0.135、原油54、

騰落レシオ110、25日平均乖離-0.12、空売り比率45.5

 

◆寄り前動向
ダウ-1.05%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

7/30-31 FOMC

10/31 BREXIT

 

 

昨日のNYダウは大幅続落。

Date Open High Low Close    
Aug 01, 2019 26,879.86 27,175.59 26,548.71 26,583.42    
Jul 31, 2019 27,244.67 27,281.65 26,719.60 26,864.27

米国株式相場は下落。ダウ平均は280.85ドル安の26583.42、ナスダックは64.30ポイント安の8111.12で取引を終了した。FOMCでのパウエルFRB議長の発言を受けた売りが一服し、買いが先行。利下げ継続への期待が持ち直したものの、午後になってトランプ大統領が、9月1日より中国からの輸入品3000億ドル相当への10%の関税を課す計画を発表し、米中貿易摩擦再燃への懸念から下落に転じた。

 

 

昨日の日経平均は小幅反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年8月1日 21,361.58 21,556.69 21,288.9 21,540.99
2019年7月31日 21,526.38 21,589.11 21,476.07 21,521.53

1日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発した。前日比19円46銭(0.09%)高の2万1540円99銭で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が約10年半ぶりの利下げを決めた後も外国為替市場で円安・ドル高が進んだことで輸出採算悪化への警戒が和らいだ。株価指数先物や自動車関連など景気敏感株に買いが入ったが、決算発表をきっかけに内需やディフェンシブ関連株の一部に売りが出て相場の上値も限られた。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが大きな下落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄付き後も窓を開けたまま下げ幅を広げています。

 

トランプ大統領の咆哮一発で相場が終わってしまった感があります。

最後の引き金を引いてしまったようです。

 

トランプ大統領の行動を見ていると、関税を引き上げることはあってもても引き下げることはなく、中国を攻撃すること自体に目的がある=覇権戦争であることは間違いなさそうです。

今後もFRBに責任を転嫁しながら、貿易戦争を深化させる作戦だと思います。

「解決を期待している」というのはポーズだけで、今後も淡々と戦禍を拡大させていくでしょう。

 

リスクとしては最大級のものであり、関税引き上げのあとは必ず大きな下落になっています。

米長期金利は既に2016年の大統領選前日の水準まで戻っています。

素直に考えれば、株価も昨年末のクリスマスショックの底を割り込み、大統領選前の水準に戻っていく。

トランプ大統領全否定の方向に向かっていく可能性が高そうです。

 

短期的にも中期的にも、しばらく買い場はなさそうです。

売り方は余裕がある場合は、追いかけて売ってもいい場面だと思います。