PY1344497

◆前日終値

日経平均21385、米ドル111.5、長期金利-0.015、原油57
騰落レシオ112、25日平均乖離+1.76、空売り比率41.1

 

◆寄り前動向
ダウ-0.27%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは3日続落。

Date Open High Low Close    
Feb 28, 2019 25,984.28 26,029.21 25,896.56 25,916.00    
Feb 27, 2019 25,995.60 26,039.68 25,877.24 25,985.16

米国株式相場は下落。ダウ平均は69.16ドル安の25916.00、ナスダックは21.98ポイント安の7532.53で取引を終了した。米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化を巡る合意に至らず投資家心理が悪化したものの、10-12月期GDP速報値が予想を上振れ、寄付き後からもみ合う展開となった。インドとパキスタンによる地政学リスクへの警戒感も広がり、相場の上値を抑えた。

 

昨日の日経平均は反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年2月28日 21,536.55 21,536.55 21,364.09 21,385.16
2019年2月27日 21,504.61 21,578.81 21,492.65 21,556.51

28日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比171円35銭(0.79%)安の2万1385円16銭で終えた。米中貿易協議の先行きに対する楽観的な見方がやや後退し、売りが優勢だった。日本や中国の経済指標が低調な内容となり、自動車や電気機器など主力輸出株を中心に売られた。半面、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株の一角には買いが入った。アジア株が軟調となり、引けにかけて下げ幅を広げた。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆4480億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウは下落でしたが為替が上昇しており、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後も上げ幅を広げ、2/26の高値を上抜きました。

 

心配されていた米GDPは予想外の健闘。直前のGDPNowは1.8%だったところが、2.6%の結果となりました。

FRBの心配しすぎ→金利上昇の連想で為替が上昇。

ドルは12/26の高値を上抜け、ようやく年初アップルショックのクラッシュから完全に回復しました。

 

株・為替・原油すべての戻りが揃ったところで、問題はここから。

アップルショックも小売売上高の減少も、事実です。

これを覆すには、米中貿易戦争終結=対中関税引き下げが必要になります。

全てはこれにかかっていますが、対中貿易赤字が過去最大を更新したばかりなのに、対中関税を簡単に引き下げるとは思えません。

 

サプライズのGDPと良好なシカゴPMIにもかかわらず、金利上昇によってNYダウは26000乗せを失敗しました。

つまり今後指標が良くても、ここから上には行かないと思われます。

対中関税引き下げがない限り、上には行かない。

上でなければ下。

そろそろ煮詰まってきていると思います。