円急伸、一時104円台 アップル下方修正でリスク回避
 

【ニューヨーク=大塚節雄】米東部時間2日夜の外国為替市場で円相場が急伸し、一時1ドル=104円台後半をつけた。2018年3月以来の円高・ドル安水準。アップルが18年10~12月期の売上高見通しを下方修正したことを受け、アップル株が時間外取引で急落。リスク回避のムードが強まり、薄商いのなか安全通貨の一角とされる円買いが優勢となった。円買いが一巡した後は107円前後で推移した。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3960631003012019000000/

 

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ドル円は昨年3月の安値を割り込み、ほぼ1年分の上昇を消してしまいましたね・・

 

 

一日の変動幅としては、リーマン・ショック以降で最大となるようです。

株はクリスマス・ショック、為替はニューイヤー・ショックとなりました。

どこを見てもリーマン・ショック以降という文字が並びます。

 

円高になった要因は中国のPMIが悪かったこと、米金利が急落したことなどいろいろ重なったようです。

アップルの売上高については5-10%とかなり大きな下方修正となっています。

中国のiPhone不買運動も影響しているのかもしれません。

政府主導か民間の自発的なものかはわかりませんが。

 

5%なら2016年のチャイナ・ショック級。10%ならそれ以上ですね。

5-10というざっくりした数字になっているのは、アップル側でも影響を読み切れていないんでしょう。

 

中国に対する貿易戦争は小国に対する経済封鎖とはわけが違います。

北朝鮮を経済封鎖してもほとんど影響はありませんが、自分と同等の経済規模を持つ中国に殴りかかれば、ゆくゆくは同じダメージを自分も受けることになります。

 

トランプ大統領は知ってか知らずか、このツイート笑

 

”皆さん、明けましておめでとう。私を嫌う人も、フェイクニュース・メディアも! トランプ錯乱症候群を病んでいない人にとっては、2019年は素晴らしい年になるだろう。落ち着いて、乗り心地を楽しんで。私たちの国にすごいことが起こるぞ!”

 

アメリカ大統領の、年頭の挨拶がこれ。

トランプ大統領は何かをわかった上でこういう発言をしているのではありません。

単純に精神年齢が子供なのです。

そう言えばロケットマンなんてのもありましたね。

 

子供の頃は、こういう大人がいることが信じられませんでした。

何かをわかった上であえて発言しているんだろうと、そんなふうに考えていました。

しかし自分が大人にになるとだんだんわかってきました。

大げさでも何でもなく、小学校の頃から精神の成長が止まってしまった人は、います。

夜のコンビニで喚き散らしている高齢の方をたまに見かけますが、あの類です。

小学生が世界の権力の頂点に立っている。

漫画中でしか起こらないようなことが、現実に目の前で起こっています。

2019年は阿鼻叫喚の一年になるかもしれません。

 

年末から約5円、約5%の円高になりました。

為替だけ見れば、年初の日経平均は1000円安でスタートしてもおかしくありません。

アップルの下方修正は昨夜のNY市場引け後に発表されたため、まだ株価には織り込まれていません。

今晩のNY市場がどこまで踏ん張れるか。

明日の大発会は波乱のスタートになりそうです。