PY1344497

◆前日終値

日経平均22597、米ドル112.8、長期金利0.035、原油68
騰落レシオ81、25日平均乖離+1.22、空売り比率39.7

 

◆寄り前動向
ダウ+0.18%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

お盆 

 

 

昨日のNYダウは3日続伸。

Date Open High Low Close    
Jul 16, 2018 25,025.58 25,072.41 24,979.64 25,064.36    
Jul 13, 2018 24,926.07 25,043.21 24,890.06 25,019.41

 16日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は44.95ドル高の25064.36、ナスダックは20.26ポイント安の7805.72で取引を終了した。6月小売売上高が予想に一致したほか、大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)の決算内容が好感され、金融関連株を中心に買いが先行した。しかし、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領の会談で原油価格の上昇抑制に向けた協議が予想され、原油安を受けてもみ合う展開となった。

 

 

昨日の日経平均は大幅続伸

日付 始値 高値 安値 終値
2018年7月13日 22,397.62 22,692.86 22,316.52 22,597.35
2018年7月12日 22,036.87 22,233.52 22,019.19 22,187.96

13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。終値は前日比409円39銭(1.85%)高の2万2597円35銭だった。6月21日以来、約3週間ぶりの高値。前日の米株高や外国為替市場での円安・ドル高進行を受け、投資家心理が強気に傾いた。午後に入り、海外ヘッジファンドなどの短期筋が円安進行などを材料に株価指数先物に買いを入れたことで、裁定取引で現物株指数を押し上げた。日経平均は一時、上げ幅が500円を超える場面もあった。ファストリやソフトバンクなど、主力の値がさ株の上昇が目立った。

 

 東証1部の売買代金は概算で2兆5472億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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連休中のNYダウは連騰となり、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後にマイナスになる場面もありましたが急速に上げ幅を拡大。22800円に到達し、堅調に推移しています。

 

2日連続の大きな上昇により、TOPIXも25日線を勢いよく超えてきました。

今日の上昇によりTOPIXは下落波動からもみ合い波動に変わりました。

日経平均は24000円方向を狙える形に変わりつつあります。

 

しかしながら上海総合指数が下げ、Netflixが決算不調で時間外で大幅安になっているにもかかわらず、中委細構わず上昇しており、安全性には乏しい状況です。

今週末から3月決算期の企業決算がスタートするため、それを見越した買いが主体だと思われます。

 

ファンドは「貿易戦争が始まるから買わない」というわけに行かないので、今季業績と来季見通しが堅調なら自動的に買わざるを得ません。

上昇している銘柄も中国関連株が目立ち、貿易戦争を前提とした値動きに見えます。

 

日経平均は反騰が見込める波形に見えますが、値嵩株の影響が強く、このような波形をしているのは日経平均のみであり、TOPIXや新興株全般はこのような形をしていません。

波形からは短くても3週間程度は値を保ちそうに見えますが、上海が底割れした場合はそうは行かないでしょう。

買い方は今のところ、撤退戦と思っておいたほうが良さそうです。