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◆前日終値

日経平均22451、米ドル109.4、長期金利0.035、原油68
騰落レシオ113、25日平均乖離-0.34、空売り比率42.2

 

◆寄り前動向
ダウ-0.24%、
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

梅雨入り  

 

 

昨日のNYダウは続落。

Date Open High Low Close    
May 25, 2018 24,781.29 24,824.22 24,687.81 24,753.09    
May 24, 2018 24,877.36 24,877.36 24,605.90 24,811.76

25日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は58.67ドル安の24753.09、ナスダックは9.42ポイント高の7433.85で取引を終了した。ロシアや石油輸出国機構(OPEC)加盟国による協調減産緩和の思惑が広がり、原油相場が下落しエネルギー関連銘柄を中心に売りが先行。トランプ大統領が米朝首脳会談が6月12日に開催される可能性を示唆し、一時下げ幅を縮小する場面も見られたが、相場を押し上げるには至らなかった。

 

 

昨日の日経平均は小幅反騰

日付 始値 高値 安値 終値
2018年5月25日 22,380.22 22,509.36 22,318.15 22,450.79
2018年5月24日 22,621.29 22,644.69 22,366.6 22,437.01

25日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比13円78銭(0.06%)高の2万2450円79銭で終えた。トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を発表し、取引開始直後は一時前日比100円超まで下げた。会談実施に向けて交渉を継続するとの見方が強まって警戒感が緩み、短期志向の投資家が買い戻しに動いた。その後は週末接近に加えて手がかり材料も乏しく、小動きとなった。

 

 トランプ大統領は会見で交渉余地を残す発言をし、北朝鮮の金桂官(キム・ゲグァン)第1外務次官も「米国に時間と機会を与える用意がある」との談話で応じた。米朝関係悪化の懸念が後退し、商品投資顧問(CTA)など短期志向の投資家が買い戻した。日経平均は前日までの3日間で500円超下落していたこともあり、株価水準を割安とみた押し目買いも入った。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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NYダウは下落でしたが、中止となっていた米朝首脳会議が再び開催に向けて動き出したため、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後は25日線まで戻しましたが、押し戻されています。

 

再びトランプと金正恩に振り回される展開になってきました。

もともと米朝関係は、実態経済に影響を与えるものではありません。

体制を維持したい北朝鮮が、日本やアメリカの領土にミサイルを着弾させることは考えにくく、また、金正恩体制が崩壊したとしても、経済規模から考えて世界経済に影響を与えることは殆ど無いでしょう。

この問題でリスクオフになった部分は、騒ぎが収まれば戻る可能性が高いと思います。

 

先週末までは、会談中止なら中止で一旦イベントが終わり、相場は戻してもおかしくない状況でした。

日経平均は半年平均で跳ね返され、25日線を中心に動く可能性もあったと思います。

しかし再び会談開催に向けて動き出したため、不安定な状況が長引くことになり、25日線を上限として再び底値を探る展開になりそうです。

 

捉えられていた米国人を開放させ、核施設を爆破させた直後に会談を中止したところから見て、トランプ大統領ははじめから金正恩を騙すつもりだったのでしょう。

裏切りとしっぺ返しが基本戦略のトランプ大統領が、まともに外交で話をまとめるとは思えません。

再び会談を中止するかもしれませんし、会談を実施しても不調に終わることは容易に想像できます。

6/12が近づくに連れ、不安定さが増してくるかもしれません。

 

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