PY1344497

◆前日終値
日経平均19450、米ドル109.1、長期金利0.005、原油47

騰落レシオ98、25日平均乖離-1.60

◆寄り前動向
ダウ-0.02%、外資系-140売り越し
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

新興国通貨危機-数週間~数年?

中国景気減速

自民党大敗―数年に一度

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

夏休み

 

 

昨日のNYダウは小幅反落。

Date Open High Low Close*    
Aug 28, 2017 21,832.50 21,861.49 21,767.94 21,808.40    
Aug 25, 2017 21,819.08 21,906.86 21,812.81 21,813.67

ハリケーン「ハービー」がもたらした大洪水が経済に与えた影響を見極めたいとの思惑から、S&P500指数やダウは寄付き後に下落に転じました。被災地であるテキサス州ヒューストン付近に集中する石油精製施設が操業を停止し、原油相場が下落する一方で、ハイテク株や医薬品セクターの大型買収を好感した買いが入り、小動きとなりました。

為替は現在108円半ばで推移しています。

 

昨日の日経平均は小幅反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2017年8月28日 19,502.23 19,535.5 19,420.5 19,449.9
2017年8月25日 19,401.12 19,485.97 19,384.37 19,452.61

外国為替市場での円高・ドル安が嫌気されたことに加え、保険や銀行など時価総額の大きい金融株の下落が目立ち、投資家心理が悪化しました。日銀のETF買いが見送られたとの思惑も上値の重さにつながりました。一方、医薬品や電気・ガス業といった内需・ディフェンシブ関連の銘柄は買われました。


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NYダウはほぼ変わらない水準でしたが、寄付き前に北朝鮮がミサイルを発射したことから、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。窓を開けたまま小安く推移しています。

 

北朝鮮のミサイルで日本の経済が左右されるわけではないので、多くの場合、株価は戻ります。

今日の下落で日経平均は200日線を割り込んだため、買い向かっていい水準ではありますが、今回はちょっと時間がかかりそうです。

 

安値候補として19270円を割らずに反転するパターンがあり、今のところぎりぎり踏ん張っています。

しかし下落波動が若く、一番短い波動が9月上旬まで生きているため、それまでは下押し圧力が続きます。それまで19270円を割らないで推移できるかというと、ちょっと考えにくいです。

膠着相場が長く続いたので目が慣れませんが、今日即時反転するためには19060円が必要であり、19270円を割らないという前提にも矛盾します。

 

膠着相場が長く、市場はボラティリティを欲しています。

中期的には現時点でも振れ幅が小さすぎる状況で、数か月程度の中期ボラティリティを満足させるには、最低でも18900円が必要です。

昨年核実験を行った北朝鮮の建国記念日が9/9であり、それまでは警戒感が続くこと。TOPIXの200日線は1550ポイントであり、まだまだ下であること。等々考え合わせれば、まだ買うにはちょっと早すぎるという印象です。

 

金正恩VSトランプ。

大人になれない二人がやることなので、どんな結末か予想はできません。

しかし北朝鮮が核開発を凍結し、アメリカが人道援助を行う。そんな小康状態がしばらく来ないことは予想できます。

慌てて買う必要はなさそうです。

 

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