PY1344497

◆前日終値
日経平均18861、米ドル110.6、長期金利0.060、原油51

騰落レシオ88、25日平均乖離-2.19

◆寄り前動向
ダウ-0.20%、外資系-40買い越し
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

新興国通貨危機-数週間~数年?

中国景気減速

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記
春一番

引越シーズン

お花見

ゴールデンウイーク

4/29 昭和の日

 

 

昨日のNYダウは反落。

Date Open High Low Close    
Apr 05, 2017 20,745.06 20,887.50 20,639.55 20,648.15    
Apr 04, 2017 20,634.94 20,701.29 20,605.30 20,689.24

3月ADP雇用統計が予想を大幅に上回り、米景気拡大への期待から買いが先行。ハイテク株が選好され、ナスダック総合指数を中心に上げ幅を拡大しました。FOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小に繋がる政策実施を支持したことが明らかとなり、金融引き締めへの警戒感に加え、ポール・ライアン共和党下院議長が減税法案のとりまとめに時間を要すると発言したことが嫌気され、引けにかけて下落に転じました。

為替は現在110円半ばで推移しています。

 

昨日の日経平均は反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2017年4月5日 18,900.7 18,941.94 18,773.94 18,861.27
2017年4月4日 18,933.82 18,947.33 18,703.63 18,810.25

NYダウが反騰となり、日経平均は堅調なスタート。

小高く推移したものの前日高値を捉えることはできずに終了しました。


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NYダウが反落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄付き後は窓を埋めたものの下げ幅を拡大しました。

 

昨夜のNY市場は200ドル近い上昇の後、FOMC議事録が開示されると下落に転じました。

今日の日経平均も揉み合い継続が否定されるような下落となり、水準が切り下がった格好です。

 

下落の原因は北朝鮮のミサイルなどの地政学リスクが取りざたされていますが、おそらくそうではなく、起点となっているのはFOMC議事録であり、以下の文言が株価に大きく影響したものと思います。

"Some participants viewed equity prices as quite high relative to standard valuation measures."

「一部のメンバーは、株価がかなり割高だと考えている」

https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomcminutes20170315.htm

 

その前段から、FOMCメンバーがここのところの株価の上昇について検討していることが示されており、FRBのバランスシートの拡大が株価に影響している―逆に読めば株価のバブル化を防ぐためにバランスシートの縮小を検討していると読める内容になっています。

3月のFOMCでここまで話しているというのはちょっと想定外であり、市場の動揺を招いたように思います。

 

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