PY1021281
◆前日終値
日経平均16083、米ドル101.0、長期金利-0.090、原油41
騰落レシオ103、25日平均乖離-0.38
◆寄り前動向
ダウ+0.23%、外資系-140買い越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
中国景気減速
◆現況
下落
次の目標14673
◆歳時記
夏休み
残暑見舞い
お盆
8/6-8/22 オリンピック
8/11 山の日
昨日のNY市場は反騰。
売りが先行したものの上昇に転じ、原油相場の上昇に伴って株式相場も上げ幅を拡大しました。
ADP雇用統計が予想を上振れたほか、ISM非製造業景況指数が予想に概ね一致したことも好感されました。しかし週末の雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から、上値は限られました。
為替は現在101円前半で推移しています。
昨日の日経平均は続落。
NYダウが7日続落となり、日経平均はギャップダウンのスタート。
前場で16200円後半の高値がありましたが窓を開けたままマイナス圏で推移。
終盤16000円半ばまで下げ幅を拡大し、16000円後半で取引を終えました。
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NYダウが反発となり、今日の日経平均は堅調なスタート。
しかし為替の下落に伴い下げ幅を拡大。
その後昼休みの岩田副総裁の講演をきっかけに上昇に転じています。
講演での岩田副総裁の発言は相変わらず強気の内容が目立ちますが、9月の会合の「総括」については以下のような発言が伝わっています。
「9月の政策検証は、各委員により力点の置き方など異なっており、特定の方向性を考えてはいない」
「金融機関・金融市場へのマイナス金利の効果・影響を点検する」
つまり日銀審議員の意見はかなり割れており、このことが9月の金融政策決定会合でマイナス金利の撤回が行われるのではないかとの憶測を呼んでいるようです。
1月のマイナス金利導入後に株価は急落に見舞われており、もしマイナス金利の撤回が行われるなら、株価急落の起点となった日経平均高値17900円を目指すのかもしれません。
しかし日銀が結果を出せないまま方向転換するのであれば、その後の結果は目に見えています。
前回の日銀金融政策決定会合でETF買い増しを決めたものの、昨日は購入が増えておらず、それが今日の午前中の株価下落につながっています。
政策当局は市場の信頼を失っており、期待は長持ちしないかもしれません。
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