来週末はFOMCと日銀金融政策決定会合があります。
FOMCはおそらく市場予想通り現状維持でしょう。BREXIT直後で動けるわけがありません。
日銀は今回こそ追加緩和ではないかとの期待が強いようですが、どうなるのでしょうか?
ちなみに今年に入ってからの日銀金融政策決定会合後の株価の値動きは、いずれも芳しくありません。
FOMCはおそらく市場予想通り現状維持でしょう。BREXIT直後で動けるわけがありません。
日銀は今回こそ追加緩和ではないかとの期待が強いようですが、どうなるのでしょうか?
ちなみに今年に入ってからの日銀金融政策決定会合後の株価の値動きは、いずれも芳しくありません。

ここ半年の日銀金融政策決定会合後の株価は
1月 2000円超の暴落
3月 500円超の下落
4月 1000円超の下落
6月 500円超の下落
金融政策決定会合後に株価が下落するということは、日銀が市場から信頼されていないということを意味します。
2012-2015がアベノミクスの信頼期であり、今はそれが巻き戻っている状態です。
再び信頼を取り戻せるかというと、そのような変化は今のところ見られません。
そしてBREXIT後の英中央銀行、ECBはいずれも動きませんでした。
FRBも動かないでしょう。
ここで日銀が動くというのは、ちょっと厳しいように思えます。
今回の日銀金融政策決定会合で黒田さんがヘリコプターマネーに言及するのではないかとの見方もありますが、日銀の直接引受に口を出せる立場ではありません。
国会の議決を必要とするものであり、安倍さんが言うのならともかく、国会議員でもない黒田さんが何か言えるはずがないのです。
ただ、「国の要請があれば検討する」というようなニュアンスの発言があれば、ちょっと風向きは変わってくるかもしれません。
しかしヘリマネの件は政府からも日銀からも何の話も出ておらず、バーナンキさんが来日したというだけで、そこに尾ひれがついているのが現状です。
アベノミクス2という声もありますが、あまり期待しすぎない方がいいかもしれません。
↓他のブログも見てみる?
