PY1326889
◆前日終値
日経平均16096、米ドル103.0、長期金利-0.285、原油47
騰落レシオ95、25日平均乖離+1.92
◆寄り前動向
ダウ+0.66%、外資系+1290大幅買い越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
中国景気減速
◆現況
下落
次の目標14673
◆歳時記
蛍・あじさい
梅雨明け
7/18 海の日
夏休み
昨日のNY市場は3日続伸。
雇用統計や日本の参院選挙、英国の次期首相決定などが引き続き好感されており、アジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け買いが先行。前日に発表された非鉄金属のアルコアの好決算を受け、米企業業績への期待が高まり、終日堅調な推移となりました。
ダウ及びS&P500種指数が最高値を更新したほか、ナスダック総合指数も節目となる5000ポイントを上回りました。
為替は104円半ばで推移しています。
昨日の日経平均は大幅続伸。
S&P500が史上最高値を更新したことから、日経平均はギャップアップのスタート。寄付き後に15900円半ばの安値がありましたが、窓を開けたまま上げ幅を拡大。16200円半ばまで上昇し、16000円後半で取引を終えました。
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S&P500に続きNYダウも史上最高値を更新したことから、今日の日経平均は再びギャップアップのスタート。寄付き後は窓を埋めたものの小高く推移しています。
S&P500に続いてNYダウも史上最高値を更新しました。
先日の雇用統計や米企業決算が手掛かりになっているようです。
しかし企業決算は予想よりましという程度で、減益基調に変わりはありません。
またアメリカは完全雇用に到達しており、今後もNFPが30万人近く伸び続けるわけではありません。
また完全雇用・ゼロ金利で伸びしろは限られており、最大に伸びても潜在成長率2%を超えることはできません。
つまりNYダウが昨年高値18350ドルの2%上を超えてどんどん伸びていくことは、理論上ありえません。
ここから上は、業績の裏打ちのないバブルの領域ということになります。
また日本も、政府が10兆円の経済対策を打ち出していますが、上場時価総額は500兆です。
平均株価が1%上がれば、時価総額が5兆プラスされることになります。
10兆円の経済対策で平均株価が何パーセントも伸びるのは、理屈からおかしいことになります。
ヘリコプターマネーが取りざたされていることもあり騰勢は非常に強いですが、買い方は値段を見ずに買っている状態と考えられます。
買いでついていく場合は慎重に行動した方がいいと思います。
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