先週の日経平均は反落。
国会会期末で消費税増税延期を表明するという報道から、月曜は窓を開けて上昇。
火曜には17200円半ばの高値がありました。
しかし実際に消費増税延期が発表されると窓を開けて下落。木曜に16500円前半の安値があり、16600円半ばで週の取引を終えました。
先週のNYダウは反落。
月曜は休場。高値は火曜の17800ドル後半。安値は水曜の17600ドル半ば。揉み合いの中17800ドル半ばで週の取引を終えました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は日本のGDP、中国の貿易収支などが出ます。
先週末の雇用統計はNFPが2010年9月以来の低い数字となり、大きなショックとなりました。
ベライゾンのストを考えても低すぎます。
賃金上昇率は悪くなかったのですが、低下傾向であり、楽観できる状態ではありません。
雇用統計は大きくぶれるので、単月ではわかりませんが、賃金上昇が鈍り、雇用にも影響を及ぼし始めた可能性があるので注意が必要です。
6日のイエレン議長の講演では、利上げの方向性について注目が集まりそうです。
雇用統計を受けて利上げ観測が後退し、株価は戻りましたが、為替は戻りませんでした。
株価についても天井感が強く、下落方向に大きな動きとなる可能性があるため警戒は怠らないようにしたいところです。
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