来週5/26-27に伊勢志摩サミット首脳会議が開かれます。
http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/
ちょうど8年前、洞爺湖サミットが行われました。
2008年と言えばリーマンショック。
株式市場にとっては良い思い出はありません。
当時はどのように株価が動いていったのでしょうか?
洞爺湖サミット前後の株価

http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/
ちょうど8年前、洞爺湖サミットが行われました。
2008年と言えばリーマンショック。
株式市場にとっては良い思い出はありません。
当時はどのように株価が動いていったのでしょうか?
洞爺湖サミット前後の株価

上記は2008/5/1-2008/11/1の半年チャートです。
洞爺湖サミット首脳会議は7/8に行われました。
2008年は年初から怒涛の下落となり、3月に安値を付けてリバウンド。
サミットのほぼ1か月前の6/6にリバウンド後の高値をつけて、サミット後の8月末までふらふらと推移。
そして9月のリーマンショック、10月の世界金融危機に流れていきます。
そして今回2016年は、やはり年初から怒涛の下落。
2月の安値からリバウンドし、サミットのほぼ1か月前の4/25に一旦の高値を付けています。
株価の流れは似ていますね。
一方、2008年サミット当時は原油や食糧価格の高騰が懸念材料となっており、今回とは経済状況は異なります。
2008年サミットでは主要な話題が地球温暖化であり、経済は長期的に見れば前向きとの声明が出されるなど、危機感のなさが後日批判を浴びることになりました。
今回もパナマ文書が主要な議題として取り上げられるなど、あまり危機感は感じられません。
世界協調の財政出動もドイツが反対しており、足並みはそろっていません。
前回同様に今回も保護主義的な動きが見られ、日米が為替を巡って牽制し合うなど不穏な動きもあります。
日本ではサミット後に消費増税の延期が発表されるのではないかとマスコミがやたらと煽っていますが、今のところ政府側からは否定的なコメントしか出ていません。
似ているところもあり、似ていないところもある今回のサミット。
前回の教訓を生かせるのでしょうか?
