先週の日経平均は続落。

前週末に日銀の金融政策現状維持で大きく下落したところからギャップダウンのスタート。
ゴールデンウイークで2営業日でしたが、ギャップダウンのまま小動きで推移。
高値は月曜の16300円半ば、安値は同じく月曜の15900円後半。16100円前半で週の取引を終えました。


先週のNYダウは続落。

右肩下がりの一週間。
高値は月曜の17900ドル前半。安値は金曜の17500ドル後半。
17700ドル半ばで週の取引を終えました。



先週の指標と来週のスケジュール

shihyou20160509


来週はそれほど大きな指標はありません。
中国の物価指数。ドイツのGDP。米小売売上、生産者物価指数などです。

先週のISM製造業指数は予想を下振れましたが、50は上回りました。
また雇用統計ではNFPが予想に届きませんでしたが、平均時給が改善されており、雇用統計通過後のNYダウは穏やかに反発しました。

しかし長期目線で見れば、米経済も良くない傾向が続いています。
株価が天井、かなり遅れて平均時給の下落、さらに遅れて雇用者数下落というよくあるパターンにはまりつつあります。
単月では何とも言えませんが、景気ピークアウト時の兆候を示し始めていることは注意が必要です。

連休中は16000円付近で持ちこたえた日経平均。
手がかりのない中、どちらに動くのでしょうか。


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