PY1142764
◆前日終値
日経平均17290、米ドル111.2、長期金利-0.070、原油45
騰落レシオ100、25日平均乖離+3.91
◆寄り前動向
ダウ+0.28%、外資系-600売り越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
中国景気減速
欧州クリーンディーゼル不正
◆現況
下落
次の目標16692
◆歳時記
4/29 昭和の日
4/29-5/8 ゴールデンウイーク
昨日のNY市場は続伸。
アップルの決算が予想を下回ったことから売りが先行。注目のFOMCでは賛成多数で政策金利が据え置かれました。声明文では、引き続き世界経済とインフレ動向に注視する姿勢が示されましたが、6月の利上げについては明言を避けました。
発表後は追加利上げ観測の後退を受けて緩やかに上昇したものの、相場を押し上げるには至りませんでした。
為替は現在111円後半で推移しています。
昨日の日経平均は3日続落。
NYダウはほぼ同水準でしたが、日銀金融政策決定会合を控えて警戒感の買戻しが進み、夜間の日経平均先物は17500円付近まで上昇。
しかし日経平均現物は大きく届かず、17300円台のスタート。
17400円前半まで上昇したもののその後は下げ幅を拡大。
17200円半ばまで下落し、17200円後半で取引を終えました。
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NYダウが上昇となり、夜間の日経平均先物は17500円付近まで上昇していましたが、今日の日経平均現物は17400円半ばまで上昇。
その後日銀金融政策決定会合への期待の高まりから17500円後半まで上昇しました。
しかし12時ちょうど位に日銀金融政策の現状維持が伝わると先物が大きく下落。
16700半ばまで下落した後は切り返しています。
FOMC・日銀金融政策決定会合とも現状維持となりました。
日銀についてはブルームバーグの報道以降追加緩和の期待が高まっていた分、大きな失望となった模様です。
しかし日銀の緩和姿勢に懐疑的な向きも多いことから、何もしなかったことが幸いとなるかもしれません。
VIX指数は金融政策現状維持発表後に大きく下落し、マーケットが再び混乱することは避けられるとみている様子がわかります。
一方、日銀の金融政策の行き詰まりが露呈したと見ることもでき、7月参議院選挙への後方支援が難しくなったこと。また日銀トレードを期待して長期金利-0.135まで買い進んだ債券ディーラーは大きな損失となり、金融機関の収益悪化と日銀に対する信頼感の低下が今後悪影響を及ぼす可能性もあります。
売り方にとっても買い方にとっても、ある意味「つまらない」結果となったことから、ボラティリティが大きく低下した様子がうかがえます。
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