先週の日経平均は反落。
右肩下がりの一週間。
高値は月曜の17100円半ば、安値は金曜の16100前半。
16100円半ばで週の取引を終えました。
先週のNYダウは反騰。
雇用統計に向けて上値追い。
安値は火曜の17400ドル半ば。
金曜の雇用統計発表後に高値を更新し、17800ドル前半まで上昇。
17700ドル後半で週の取引を終えました。
先週の指標と来週のスケジュール
指標ラッシュは山場を越え、来週の見どころはISM非製造業指数ですね。
先週のISM製造業指数は7か月ぶりに50を超え、予想を上回る強い結果となりました。
アメリカの製造業は、年初に心配されたほど弱くもなさそうです。
しかし株価はすでに最高値から500ドル付近にまで迫っており、ここからさらに伸びることができるのかというと、ちょっと疑問です。
そして先週の雇用統計はまだら模様の微妙な結果となりました。
心配された平均賃金は予想を上回る伸びとなったので一安心ですが、製造業賃金は予想を下回りました。
失業率は5.0と悪化しましたが、労働参加率は伸びているのでその影響と思われます。
NFPは強い結果でした。
総じてやや強めの結果ですが、4月の利上げの可能性を高めるほどではなく、ドルは下落しています。
数か月のレンジで見る必要がありますが、賃金下落→失業率増加の景気後退ルートを脱却したと確信できるような内容でもありませんでした。
日本株についてはGPIFのPKOが失敗に終わったことから、不穏な空気が漂い始めています。
PKOなしでどこまで持ちこたえることができるのかが来週の焦点となりそうです。
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