先週の日経平均は3週続伸。
終値ベースでは右肩上がりの一週間。
安値は火曜の15800円半ば。
金曜には17000円半ばまで上昇し、17000円前半で取引を終えました。
先週のNYダウは3週続伸。
右肩上がりの一週間。
安値は月曜の16500ドル前半。
金曜には17000ドル半ばまで上昇し、17000ドル前半で取引を終えました。
先週の指標と来週のスケジュール
指標ラッシュの月初を過ぎて、来週はそれほどたくさんの指標はありません。
火曜の日本のGDP、中国貿易収支は相場を動かすかもしれません。
政策当局の動きとしては、本日開催されている全人代。
財政出動を上積みしましたが今のところサプライズという内容は出ておらず、こじんまりとした印象です。
また、火曜にEU首脳会議、ユーロ圏財務相会合。木曜はECB理事会があります。
週末に発表された雇用統計はNFPが事前予想を大きく上回りましたが、平均時給が下がっており、良い兆候ではありません。
雇用統計は遅行指標のため、株価の天井から1年以上雇用改善が続くことがあります。
株価が天井を打ち、時給が下がり、遅れて雇用者数も落ちてくるというパターンがしばしば見られます。
単月ではなんともいえませんが、今後雇用もピークアウトしていく可能性を考えておいたほうがいいかもしれません。
一方ECBは来週の理事会で追加緩和があると見込まれているため、それまでは大きく売り込まれることも考えにくいです。
日経平均は2/12の安値から既に15%近く上昇しており、下落相場を前提とするのであればいい所まで来ています。
今週末にはSQを控えており、そろそろ降りるタイミングを考えたほうがいいかもしれません。
↓他のブログも見てみる?

