◆前日終値
日経平均17572、米ドル119.9、長期金利0.325、原油45
騰落レシオ64.5、25日平均乖離-5.05
◆寄り前動向
ダウ-0.48%、外資系-1390大幅売り越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
◆現況
揉み合い
次の目標17415
◆歳時記
9/20~ 彼岸
9/27 中秋の名月
紅葉狩り
昨日のNYダウは3日続落。
フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題の波及懸念で欧州株が大幅に下落した流れを受けて売りが先行。
キャタピラーが大規模な人員削減策を発表したことで中国経済の減速による影響も嫌気されて下げ幅を拡大。
しかし原油相場や商品相場に買戻しが入ったほか、夕方に開催されるイエレン議長の講演内容を見極めたいとの思惑から、引けにかけて下げ幅を縮小する展開となりました。
為替は現在120円前半で推移しています。
昨日の日経平均は大幅続落。
連休中の海外市場がリスクオフの様相となったことから日経平均は大きくギャップダウンのスタート。
寄付き後に17800円半ばの高値がありましたが、その後下げ幅を拡大。
後場も右肩下がりとなり、引けも一段安。17500円後半の安値で取引を終えました。
昨夜のDAXは8/25のザラ場安値に迫るところまで下落し、夜間の日経平均も17060付近まで売られる場面がありました。
その後イエレン議長の講演への期待でNY市場は買い戻され、講演後に為替が上昇したことから、今日の日経平均は上昇してスタート。
しかしCPIが黒田バズーカ以来初めてマイナスになるなど環境は悪く、昨日高値を超えることなく日経平均は下落に転じています。
ここのところマーケット寄りの政策発表後に株や為替が下落する状況が続いています。
FRBの利上げ延期、一昨日のECB債券買い入れ拡充、昨日の安倍総裁の新成長戦略、昨夜のイエレン議長の利上げ示唆。
いずれも政策当局の発表後に一旦評価されても、その後市場は反対方向に流れています。
政策当局への不信感の表れであり、2009年の世界金融危機以降、政策誘導どおり行儀よく行進してきたマーケットが反乱を起こしていることが窺えます。
信頼を取り戻すのはそれなりの時間がかかりそうです。
一方で昨夜の騰落レシオは60台前半まで下落しており、陰の極の様相となっています。
短期的な反騰には十分なタイミングに来ていますので、売り方はそろそろ撤退のタイミングを考えたほうがいいかもしれません。
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