◆前日終値
日経平均18541、米ドル120.4、長期金利0.345、原油38
騰落レシオ75、25日平均乖離-9.16
◆寄り前動向
ダウ-3.57%、外資系-520大幅売り越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
◆現況
揉み合い
次の目標18393
◆歳時記
ほたる鑑賞
夏祭り
昨日のNY市場は5日大幅続落。
先週に引き続き中国株式相場が大幅続落となったことで売りが先行。
ダウは一時1000ドルを超える下落となったものの、寄り付き後から急速に買い戻しが入って反発しました。
その後は前日比約1%安まで下げ幅を縮小したものの、引けにかけて再び下げ幅を拡大しました。
原油は40ドルを割り込み、銅とアルミの価格が6年ぶり安値を更新するなど商品相場も大幅下落となりました。
為替は大きく売られ、一時116円まで下落しました。現在118円半ばで推移しています。
昨日の日経平均は5日大幅続落。
NYダウが3%を超える大幅下落で戻ってきたことから、日経平均もギャップダウンのスタート。寄付き後に19100円半ばの高値がありましたが急速に下げ幅を拡大。18500円を割り込む場面があり、18500円半ばで取引を終えました。
NYダウが再び3%を超える大幅下落で戻ってきたことから、今日の日経平均もギャップダウンのスタート。しかし上海市場が開けた後は切り返し安値からは1000円以上の急上昇となっています。
昨日はTOPIXが四空を形成し、リスクオフの強さが際立っていました。
そして昨夜のNY市場オープン間際は陰の極でした。
為替は1分で3円下落。NYダウは1000ドルを超える下落。恐怖指数は50を超えました。
バフェットの言うLemming Suicideの状況だったと思います。
今回の下落は中国バブルの崩壊が原因といわれていますが、個人的には違和感があります。
上海総合指数は2014年半ばまで低迷を続けており、日本株以上に出遅れの状態でした。
上昇期間が一年に満たず、バブルというにはあまりにも短すぎます。
むしろ2008年の世界金融危機から、ようやく主要国がすべて出揃ったという印象です。
株価の値動きは2007年に似ており、既に天井をつけたという人も出てきていますが、情緒的判断としては違和感があります。
中国は国家統計局の発表する指標が信用が置けないといわれていて、その疑念がピークに達したのが今回の世界同時株安ではないかと思います。
欧米はもちろん、中国人投資家自身も疑心暗鬼でしょう。
しかし世界中に中国製品が出回り、かつての日本のように、中国は世界の工場になっています。
また中国人が日本に来て、化粧品から不動産まで爆買いを行っており、観光地や秋葉原は中国人だらけです。
iPhoneの中国での需要予測も堅調です。
国家統計局の指標はウソが含まれてるにしても、まったくデタラメというわけでもなさそうです。
疑心暗鬼が行き過ぎであれば、おそらく相場は戻すと思います。
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