先週の日経平均は6週続落。
前週後半からの持ち直し傾向を受けて上昇のスタート。
祝日を挟んで水曜日までに3営業日連続窓を開けて上昇し、三空を達成しました。
(関連記事:三空 )
しかしながら急激な上昇で14800円後半まで値を伸ばしたことから、木曜日以降は大きく下落。14300円台で取引を終えました。
先週のNYダウは続伸。
新興国通貨の混乱が落ち着きを見せたことから上昇のスタート。
イエレン新議長の議会証言も無事通過したことから16000ドルを回復。一貫して上値を塗り替え、右肩上がりの一週間となりました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は木曜日の中国HSBC製造業PMIが注目です。
前回50を割り込み下落相場の基点となった感があります。
(関連記事:2014/1/23 中国PMI悪化とアルゼンチンペソ急落 )
今回もシビアな数字が予想され、2ヶ月連続の50割れは織り込み済みですが、警戒しておいたほうがよさそうです。
金曜日の米中古住宅販売指数も要チェックです。
また日本では17-18日に日銀金融政策決定会合があります。
19日にはFRBの議事録公開。
22-23日はG20があります。
G20では新興国通貨不安に対してどのような対応がなされるのかに注目が集まります。
経済指標とともに、これらの金融政策当局の動きを見極める一週間となりそうです。
日本株を見ていると冴えない動きに思えますが、米株は先週金曜日まで7日連続上値を切り上げており、仮に来週週初(月曜は祝日のため、火曜日)に上値を切り上げると実に8日連続となり、非常に強いシグナルとなります。
日本も終値を見ると6週続落ですが、先週の値幅帯はその前週を上回っており、実質的には反騰の値動きでした。
一方で経済指標や外部環境はあまり良くはありません。
弱含みの経済環境に対してどのような政策対応が取られるのか。
政策次第では、上下どちらに動いても不思議ではありません。
↓他のブログも見てみる?
