先週の日経平均は3週続伸。
米株市場の停滞から火曜水曜と一服となりましたが、木曜から再び上昇基調になり陽線で終了しました。
大きな指標発表もなく、感謝祭を控えて米株市場も薄商いの中、日本株市場も"材料がない"ことが材料となり、年末特有の動きでするすると上昇しました。
先週のNYダウは8週続伸。
前週に終値ベースで16000ドルに乗せたNYダウですが、堅調を持続。
感謝祭を控えて薄商いだったものの、クリスマス商戦への期待が市場を支えました
ナスダック指数は4000ポイントの節目に到達。3市場そろって大台に乗せました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は月初のため、重要指標が目白押しです。
3日 ISM製造業景況指数
4日 ADP雇用者数、ベージュブック
5日 ISM非製造業景況指数
6日 雇用統計
また、上記に加えて、先週金曜日のブラックフライデーと月曜のサイバーマンデーの結果は非常に重要です。
アメリカ消費の総決算であり、重要度は月例イベントより一段上です。
今のところ出だしは米北東部地区(雪の影響?)以外は好調が伝えられています。
しかしながら米株市場はここまで8週連続の記録的な上昇となっており、9週連続となるとさすがに数十年に一度程度しかありません。
株価が下落に向かう環境ではありませんが、ブラックフライデーや雇用統計の数字を受けて一服となる可能性はあると思います。
先週の日本株を見てもボラティリティが高まってきており、伸び悩みが見受けられます。
また先週で高値をつけた5/23から半年を経過しましたが、日経平均は半年以上高値を更新することができませんでした。
過去のデータから見れば、相場終了のサインです。
(関連記事:半年間高値更新できず )
年末相場、金融緩和継続と良いことずくめの環境ですが、警戒はしておいたほうがよさそうです。
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