月末の日経平均の終値は13774円。
5月は昨年8月以来初めて陰線で終わり、連続月足陽線記録は9ヶ月で途絶えました。
先々週の暴落以降乱高下が続いていますが、来週は持ち直しの動きが見られるのかどうか。
野田解散以降の上昇相場がまだ続いているという仮定で考えるなら、今回の押しはあまりに大きすぎます。
来週もずるずると下げて13000円を割り込むようなら、さすがに方向転換でしょう。
重要な一週間になると思います。
来週は月初で重要指標が目白押しです。
月曜は米ISM製造業景況指数。
水曜はADP雇用者数。
木曜は新規失業保険申請件数。
金曜にはアメリカの失業率。
特に金曜の失業率は、今後のアメリカの金融政策を見極めるうえで重要な指標です。
先々週以来市場が不安定になっている一因に、アメリカの金融政策当局者から量的緩和縮小の発言が出始めていることが挙げられます。
この失業率の発表をずっと待っているというのが今のマーケットの状況でしょう。
要注目です。
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