
◆前日終値
日経14484、米ドル101.8、長期金利0.825、原油94.25
騰落レシオ112、25日平均乖離+1.66
◆寄り前動向
ダウ-0.08%、外資系+500買越
◆イベントリスク
上昇リスク:アベノミクス-数年に一度、黒田砲-数週間~数ヶ月
下降リスク:過度な上昇に対する反動-数週間~数ヶ月
◆現況
バブル第二波終了
◆歳時記
もうすぐ衣替え(6/1)
昨日の日本株の暴落は誰が予想したでしょうか?
何も起こってないのにいきなりやってくる。
金融バブルの怖さですね。
予兆らしきものは確かにありました。
前日の寄付前外資系動向が2ヶ月ぶりに売り越しとなったこと。
前日日経平均が300円程度上昇したにもかかわらず、値下がり銘柄の方が多く、TOPIXはついてきていなかったこと。
バーナンキ議長の議会証言で高騰したダウが、その後の質疑応答で下落に転じたこと。
寄付き前に既に債券先物市場でサーキットブレーカーが発動されていたこと。
そして何より、日経平均の25日移動平均からの乖離率が10%以上と高水準で、上がりすぎていたこと。
しかしそのどれも「いつものこと」と言えなくも無い事柄であり、日経平均が2%超上昇した後に7%を超える暴落に見舞われるとは、誰も予想していなかったのではないかと思います。
昨日の欧米市場は、日本市場の乱調の割には落ち着いて推移したようです。
為替も102円台を回復して落ち着いています。
値幅としては4月初めの黒田砲前の下落時を上回っており、昨日で調整が完了した可能性もあります。
一方、4月の時は25日移動平均を大きく下回る水準まで売られており、今回はまだそこまで到達していません。
日柄も4月の調整は9日間を要しており、今回も2週間程度の調整になる可能性もあります。
すぐに反騰するのか日柄が必要かまだわかりませんが、「何も起こっていない」のもまた事実です。
今日の寄付きは昨日の暴落による追証の投げと、暴落を待っていた買い方がぶつかって乱高下する可能性がありますのでご注意ください。
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