先週の日経平均は15000円を超え堅調。
ドルも100円を超えて大きく上昇しました。
木曜日に弱い指標が相次ぎ、日経平均も一時14000円台に押し戻される場面がありましたが、下落幅はそれほどでもなく、金曜日にかろうじて高値を更新したことから、調整局面入りは回避されたものと思われます。
来週は22日に前回のFOMC議事録が公開され、バーナンキ議長が経済見通しについて議会証言を行います。
先週は投票権を持たない連銀総裁から出口戦略に関する発言が出ており、FOMCでも同様の議論があったのか、議事の中身が興味をそそります。
日本では21日-22日に日銀金融政策決定会合が行われ、黒田総裁の発言に注目が集まります。
先週末の日経平均先物は夜間取引で15300円を超える場面があり、来週週初の日本市場は堅調なスタートが予想されます。
25日移動平均からの乖離は十分に高すぎる位置まで来ていますが、下落要素があまり見つかりません。
野田解散によるバブル第一波動が11/14-3/21の4ヶ月強、値幅は8650-12650の約4000円。
黒田砲による第二波動は4/2、11800円からスタートしています。
少なくとも期間か値幅が第一波と同程度に到達しない限り、調整は来ないのかもしれません。